2011年10月31日~11月4日の5日間、アメリカ合衆国テキサス州・オースティン市において、テキサス州立大学河川システム研究所、(財)国際湖沼環境委員会(ILEC)の主催により、第14回世界湖沼会議が開催されました。
世界36カ国から492名の参加者が集い、「湖沼、河川、地下水、海岸域の『つながり』を考える」をテーマに、湖沼保全に向けた取組や研究の成果について発表などを行い、意見を交わしました。
滋賀県からは、嘉田由紀子知事、家森茂樹県議会議長のほか、取組の発表を行う職員3名などが参加しました。
開会式典では、嘉田知事から「琵琶湖の経験」と題して基調講演を行いました。
東日本大震災を機に、日本人が改めて身近な水の大切さに気付いたことなどを紹介しながら、滋賀県の琵琶湖流域の生態系保全・再生と暮らしと湖の関わりの再生に向けた取組を説明しました。
※講演の全文および資料は
をご覧ください。
嘉田知事を共同議長に、日、米、カナダ、フィリピン、ネパール、インド、ケニアなど各国の政府・自治体関係者、研究者や国際機関の職員が持続可能な湖沼の流域管理について議論しました。
統合的湖沼流域管理(ILBM)の考え方を発展させて、湖沼から河川まで包括的に取り組むIL2BM(Integrated Lentic and Lotic Basin Management)の考え方による湖沼流域管理の重要性などが確認されました。
※基調講演、国際政策フォーラムの様子は、知事自身によるホームページ「かだ便り」でも発信しています。
職員3名が、琵琶湖や流域における取組について、以下の発表を行いました。
県の観光ポスターや、「流域治水」、「びわ湖の日30周年」などのポスターを掲示し、県の魅力や取組の情報発信を行いました。
※その他、第14回世界湖沼会議の様子は(公財)国際湖沼環境委員会(ILEC)ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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