文化財保護技術者(埋蔵文化財担当)の採用選考第一次考査を下記のとおり実施します。
○ 第1次考査期日および場所
【第1日】 教養試験、専門試験および実技試験
日時:令和8年2月8日(日) 場所:滋賀県大津市内(JR大津駅・膳所駅から徒歩圏内)
【第2日】 口述試験および適性検査
日時:令和8年2月15日(日)場所:滋賀県庁北新館5階会議室
※教養試験、専門試験および実技試験の成績上位者を対象に実施
○ 受付期間
【持参・インターネットの場合】 令和8年1月7日(水)9時~ 令和8年1月28日(水)17時
【郵送の場合】 令和8年1月7日(水)~ 令和8年1月28日(水)《必着》
○ 採用日
原則として令和8年4月1日とします。
文化財を未来の人たちに伝える。当然のことではありますが、それは簡単なことではありません。多くの人々が、それぞれの役割や技術でつながり、一つの目的に向かって 協力しなければ、文化財は残せません。
そして、その全体を見通し、コーディネートするのが文化財保護技術職(文化財技師)の仕事です。滋賀県では、建造物技師や美術・工芸技師、民俗文化財技師、埋蔵文化財技師、学芸員(琵琶湖文化館)が働いています。
ここでは本県の埋蔵文化財技師の仕事について紹介します。
滋賀県は全国屈指の文化財保有県です。有形文化財の重要文化財件数は全国4位です。(建造物の件数は全国3位!)
県内には、各分野で様々な時代の多くの文化財があり、全ての市町に国・県・市町指定文化財が存在しています。
指定文化財等件数 計3,565件(国1,456件、県523件、市町1,586件)
【記念物】
名勝全国2位
特別史跡の城跡2件(彦根城跡、安土城跡)
【文化的景観】
重要文化的景観全国2位 (「近江八幡の水郷」が全国第1号)
【埋蔵文化財】
・水中遺跡数 全国2位
・約4,600か所の埋蔵文化財包蔵地が県内全域に所在
・単位面積当たり城郭数 全国1位
○「琵琶湖の水中遺跡魅力発掘・発信事業」開始!
琵琶湖に眠る水中遺跡は、滋賀県の特色ある埋蔵文化財の一つです。
琵琶湖で確認された水中遺跡は78で、国内屈指の多さを誇り、縄文時代以来の多様な遺跡がよく残る様相は「国内唯一」ともいわれています。
長浜市葛籠尾崎湖底遺跡の発見から100年の節目の年となった令和6年に「琵琶湖に眠る水中遺跡魅力発掘・発信事業」をスタートしました。
そして今年の長浜市葛籠尾崎湖底遺跡の調査により、縄文時代や古墳時代の土器が発見されました!
水中遺跡の謎と魅力~琵琶湖に眠る滋賀県の歴史に触れてみよう!~ ←滋賀県の水中遺跡をご紹介しています。ぜひ、ご覧ください!!
琵琶湖に眠る水中遺跡魅力発掘・発信事業スタート! (PDF:1018 KB)
葛籠尾崎湖底遺跡の調査成果(速報) (PDF:1016 KB)
リーフレット「水中遺跡の謎と魅力」 (PDF:4 MB)
○ 「幻の安土城」復元プロジェクト:復元・体感アプリ「安土城」を公開しています
滋賀県では、「幻の安土城」見える化事業に取り組んでおり、令和7年10月に高精細復元CGを楽しめるアプリが完成し、現在公開中です。このアプリは、特別史跡安土城跡の現地見学にあたって様々な情報を提供してくれるものとして制作したもので、城跡内に設けられた16ヶ所の見える化スポットで、高精細360度復元CGを見ることができるほか、6種類の天主復元案を順番に見比べたり、天主内観や天主最上階からの当時の景色も味わえます。また、発掘調査の遺構写真や図面など今、現地で得ることのできない情報を見ることができます。ぜひ、アプリダウンロードして特別史跡安土城跡へお越しください。より深く、そして楽しく安土城を知っていただけます!!
○「幻の安土城」復元プロジェクト:安土城築城450年祭
令和8年(2026年)は、織田信長が安土城築城を開始した天正4年(1576年)から数えて450年目にあたります。滋賀県では、安土城築城450年祭として、様々なイベントを計画しています。
また、令和8年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟!」が放送されることから、滋賀県戦国観光キャンペーン「戦国ディスカバリー滋賀・びわ湖」を実施します。ぜひ、お越しください♪
※滋賀県観光キャンペーン:戦国ディスカバリー「滋賀・びわ湖」(滋賀県観光振興局)
○記念物・埋蔵文化財係
記念物(史跡・名勝・天然記念物)の保存・修理・指定等に関すること
埋蔵文化財の保存・調査等に関すること
滋賀県埋蔵文化財センターの運営・管理に関すること
文化的景観の保存と活用に関する業務
○安土城・城郭調査係
「幻の安土城」復元プロジェクトに関すること
滋賀の城郭の調査・研究,、普及に関すること
松田 技師(安土城・城郭調査係)令和4年度採用
◆主な担当業務
特別史跡安土城跡の調査整備事業
幻の安土城」復元プロジェクト・令和7年度特別史跡安土城跡調査整備事業に伴う天主台周辺地区発掘調査中間報告
◆なぜ滋賀県職員に?
学生時代に学んだ知識や技術で,地元である滋賀県に貢献したいと思ったからです。
◆仕事の面白さ
仕事を通じて歴史にふれられることです!
◆印象に残っている業務は?
特別史跡安土城跡での発掘調査です。安土城は滋賀県だけでなく日本においても重要な歴史の舞台であり、その調査に携われることにやりがいを感じています!最近、テレビ番組で現場の紹介をさせてもらう機会が増えています。ぜひ、チェックしてみてください。
Message
滋賀県には多くの文化財が残されています。一緒に滋賀県の歴史を未来につないでいきましょう!
田中 技師 (記念物・埋蔵文化財係)令和5年度採用
◆主な担当業務
埋蔵文化財の保存・活用に関わること
◆なぜ滋賀県職員に?
地元である滋賀県の文化財に関わる仕事をしたいと思ったからです。
◆仕事のおもしろさ
様々な分野の文化財に携わることができ、それに関する知識が深められることです。
◆印象に残っている業務は?
水中遺跡の講演会、展示会を開催したことです。地元の方々、遠方からも多くの人々にご来場していただき、滋賀県の水中遺跡の魅力を発信できたことが嬉しかったです。また、イベントに合わせてパンフレットを作成し、レイアウト、文章、製作~発注までの流れが勉強でき、お仕事の視野が広がりました。
Message
みなさんと一緒に文化財のお仕事ができることを楽しみにしています!
園田 技師 (記念物・埋蔵文化財係)令和6年度採用
◆主な担当業務
記念物(史跡・名勝・天然記念物)、重要文化的景観の保存活用等に関すること
◆なぜ滋賀県職員に?
学生時代に学んだことを活かして、地元である滋賀県をフィールドに、文化財に携わる仕事がしたいと思ったからです。
◆仕事のおもしろさ
魅力ある文化財がたくさん残る滋賀県で、仕事を通して様々な分野の文化財に関われることです。
◆印象に残っている業務は?
琵琶湖に所在する水中遺跡の調査に参加したことです。水中ドローンが撮影した映像に遺物が映った時には、驚きと滋賀県の遺跡の奥深さを感じました。
Message
琵琶湖の水中遺跡をはじめ、滋賀県ならではの文化財がたくさんあります。一緒に滋賀県の歴史を未来へ伝えるお仕事をしませんか!?