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琵琶湖西岸断層帯等に関する情報(県内活断層の長期評価)

地震調査研究推進本部から琵琶湖西岸断層帯等の長期評価が公表されています。

琵琶湖西岸断層帯と今回の評価内容について(平成21年8月27日公表)

  • 琵琶湖西岸断層帯は、滋賀県高島市(旧マキノ町)から大津市に至る9つの断層から構成されます。断層帯全体としての長さは約59kmで、断層の西側が東側に対して相対的に隆起する逆断層です。
  • 本断層帯は、活動時期の違いから断層帯北部と断層帯南部に区分されます。断層帯北部は高島市に分布する断層(長さは約23km)で、断層帯南部は高島市南方(旧高島町付近)の琵琶湖西岸付近から大津市に至る断層(長さ約38km)です。
  • 本断層帯は、過去の活動と同様に北部と南部の2つの区間に分かれて活動すると推定されますが、断層帯が1つの区間として同時に活動する可能性もあります。
  • 琵琶湖西岸断層帯北部が1つの区間として活動する場合には、マグニチュード7.1 程度の地震が発生すると推定されます。今後30年以内の地震発生確率は、1%から3%、50年以内で2%から5%、100年以内で4%から10%、300年以内で10%から30%とされており、最大値をとると断層帯北部は我が国の主な活断層の中では高いグループに属することになります。
  • 琵琶湖西岸断層帯南部が1つの区間として活動する場合には、マグニチュード7.5程度の地震が発生すると推定されます。
  • 琵琶湖西岸断層帯全体が1つの区間として活動する場合には、マグニチュード7.8程度の地震が発生すると推定されます。

活断層の長期評価結果一覧(地震調査研究推進本部公表)

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