原子力災害と聞くと不安に思われる方も多いかもしれません。原子力災害時には、国や県から様々な指示が出ます。その一つに「安定ヨウ素剤」の服用指示があります。
いざという時に落ち着いて行動できるよう、安定ヨウ素剤の役割と正しい知識を身につけておきましょう。
1.安定ヨウ素剤ってなに?
2.なぜ飲む必要があるの?
3.いつ飲むの?
4.だれが飲むの?
5.どれくらい飲むの?
※安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素以外の放射性物質や体の外側から放射線を浴びる「外部被ばく」には効果がありません。
| 対象者 | ヨウ化カリウム製剤 |
|---|---|
| 生後1か月未満 | ゼリー剤(16.3mg)1 包 |
| 生後1 か月以上 3 歳未満 | ゼリー剤(32.5mg)1 包 |
| 3 歳以上13 歳未満 | 丸剤(50mg)1 丸 |
| 13 歳以上(または中学生) | 丸剤(50mg)2 丸 |
滋賀県では、必要な方が、必要な時に、確実に安定ヨウ素剤を服用できる体制を整えています。
1.配布するタイミング
2.配布場所
3.備蓄量
4.服用
安定ヨウ素剤の配布時には、次の説明書をお渡しします。
安定ヨウ素剤についての説明書 (PDF:187 KB)
安定ヨウ素剤は、誰でも飲んで良いわけではありません。
1.安定ヨウ素剤が服用できない方
以下に該当する方は、安定ヨウ素剤を服用できません。
※だしを昆布でとったもので体にブツブツができた事のある方も注意してください。
2.安定ヨウ素剤の服用に注意が必要な方
以下に該当する方は、安定ヨウ素剤の服用に注意が必要です。
かかりつけ医に相談して安定ヨウ素剤を服用できるかを確認しておいてください。
甲状腺の病気(甲状腺機能亢進症、低下症)、腎臓の病気や腎機能障害、先天性筋硬直症、高カリウム血症、肺結核、ヨード造影剤過敏症(造影剤アレルギー)、低補体血症性蕁麻疹様血管炎、ジューリング疱疹状皮膚炎になったことのある方
カリウム含有製剤 【体内にカリウムを補充するお薬】。リチウム製剤【双極性障害(躁うつ病)のお薬】、 抗甲状腺製剤【甲状腺の機能を低下させるお薬】、AGE阻害剤、アンジオテンシン受容体拮抗剤、アリスキレンフマル酸塩を服用している方
3.副作用について
安定ヨウ素剤の服用による重い副作用はまれですが、以下のような症状が出ることがあります。
これらの症状の多くは一時的なものです。