スギ(近江さわやか杉)
林業の主要樹種です。本県では花粉の少ない少花粉スギを生産しており、人工林の未来を担うものとして期待されています。
トチノキ
県北部にはトチノキの巨木が数多く見られます。トチ餅など、トチノキの実は昔から大切な食材として利用されてきました。
アカガシ
国の重要無形民俗文化財である「大津祭」の曳山の車輪にアカガシの材が使われているなど、本県の文化と深い関わりがあります。
ヒノキ
前回大会の天皇陛下のお手植え・お手播き樹種です。本県ではスギの次に人工林面積が大きく、スギと同様、林業の主要樹種です。
イロハモミジ
前回大会の皇后陛下のお手植え・お手播き樹種です。「モミジ」は本県の「県の木」として、県民に広く親しまれています。
エドヒガン
春に紅色や淡紅色の美しい花をつける桜の木です。本県の百瀬川流域には自生のエドヒガンが群生しており、巨木も見られます。
クロマツ
本県では琵琶湖岸に多く見られます。近江八景のひとつである「唐崎の夜雨」で描かれているなど、県民になじみの深い樹種です。
コウヤマキ
琵琶湖水運の丸子船に使われた「槇材」はコウヤマキを指していると考えられており、琵琶湖と歴史的な関わりのある樹種です。
ウツクシマツ
アカマツの変種で形が特徴的な樹種です。県内の「平松のウツクシマツ自生地」は国内唯一の自生地であり、国指定の天然記念物です。
ホンシャクナゲ
「シャクナゲ」は本県の「郷土の花」です。県内の「鎌掛谷ホンシャクナゲ群落」は国指定の天然記念物で、毎年美しい花を咲かせます。