お手紙の紹介(がっこう35)

高校入試についてのご質問にお答えします。
現代は変化の激しい時代で、ものごとのあり方や考え方が時代にあわせて段々と変化しています。学校教育も、その変化に合わせて、生徒の皆さんにどのようなことを教えるか、また、どのような力を育てるかといったことを見直していく必要があります。高校入試の制度についても、そうした時代の変化に対応できるように改善するための話し合いを、中学校の先生や高校の先生、大学の先生などと定期的におこない、どのような制度が良いのかを考えています。その話し合いの結果、全国でも学校教育の見直しが進む中、本県の入試制度についても「入試の時期を一本化すること」「全ての受検生が学力検査を受けること」「高校の特色に合った選抜方法を考えること」などの見直しが必要だという報告をいただきました。これから先は、ますます見通すことが難しい時代になると言われますが、そうした時代にあっても、自分の夢をかなえたり、自分の将来を切りひらいていくためには、「自分は何が好きか、何がしたいか、何が得意か」といったことを大事に伸ばしてほしいと考えています。そのためにも、中学校での学習やスポーツ・文化芸術等の活動に一所懸命に打ち込んで、自分の良さをさらに伸ばしてほしいと思っています。
なお、滋賀県立高等学校入学者選抜新制度概要説明リーフレットはこちらに掲載されていますのでご覧ください。
→https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5455963.pdf