お手紙の紹介(がっこう34)

県教育委員会では、教育長とともに教育施策を判断する立場の教育委員が、学校や図書館などを訪問して、教育現場の実態を肌で感じるとともに、様々な立場で教育に関わっている方々との対談を通して、教育のあり方を考える一助とするため、「ふれあい教育対談」を実施しています。
これまでは、教員など、大人の方々との対談を主にしてきましたが、「こども基本法」が成立したことなどもきっかけとして、子どもたちの生の声をしっかりと聴く必要があるとの思いから、ご参加いただいたと思われる令和4年以降、比較的子どもたちの負担の少ない夏休みの時期に合わせて、子どもたちとの対談の機会を設けています。なお、令和5年は、小学生の子どもたちを招いて、対談を行いました。
対談を通じて「対面」の大切さをお感じになられたように、対談後に教育委員からも、子どもたち皆さんの意見をしっかりと受け止め、改善などに取り組みたいといった感想が寄せられています。皆さんからいただいた意見は、昨年12月に策定された基本方針「滋賀の教育大綱(第4期滋賀県教育振興基本計画)」や、様々な教育施策の下地となって生きています。
これからも、大人の声・子どもの声をしっかりと聴き、皆さんにとってどうすることが一番良いかを大切にしながら、本県教育の更なる充実に取り組んでいきたいと思います。みなさんも、機会をとらえて、ぜひご意見をお聴かせください。お待ちしております。