滋賀県では、新規採用職員として入庁する皆さんがいきいきとやりがいを持って、能力や個性を最大限発揮できるよう様々な支援を行っています。ここでは、その取組のひとつである新規採用職員研修についてご紹介します。ぜひご覧いただき、入庁後のイメージを持ってもらえると嬉しいです。
4月2日(水曜日)~10日(木曜日)まで7日間の日程で実施した令和7年度新規採用職員研修と、三日月知事が発起人となり、東副知事、岸本副知事、各部局長が参加した歓迎会の模様をお届けします!
新規採用職員研修の目的は、「職場に必要となる基礎的な知識・技能の習得や、協調性・連帯感の養成に加え、体験や議論を通じて『滋賀の公務員』としての自覚と仕事への意欲の向上を図る」ことです。
全体研修では、各部局の職員や外部講師から、「滋賀のこれからと基本構想」、「地方自治の基礎」など様々なテーマの研修を実施しました。
6クラスに分かれて、グループワークを交えながら、「県職員としての心構え」や「仕事の進め方」などについて学びました。
社会人として必要なビジネスマナーも学びました。お辞儀や名刺交換、敬語の使い方、電話応対など、周りの人と実際にやってみながら、講師のアドバイスをもらいました。新規採用職員の皆さんは、少し緊張しながらも、一生懸命取り組んでいました。
各部局の先輩職員が、質問に答えたり、自身の経験談を話したりして、新規採用職員と交流しました。
新規採用職員からは、こんな質問が出たようです。
・1日のおおまかなスケジュール
・仕事に慣れるのにどれくらいかかったか
・入庁してからギャップを感じたこと
・上司とのコミュニケーションのコツ
2025年10月には本県で国スポ・障スポ大会が開催されます。また4月から大阪・関西万博が開幕しました。
そこで、今年度の新規採用職員の皆さんには、国スポ・障スポ大会の主会場となる平和堂HATOスタジアムで、障害者スポーツを体験し、大阪・関西万博について学び、「レガシー2025」※について考えていただきました。
※「レガシー2025」とは?
国スポ・障スポと万博を契機に生まれた有形無形の価値やつながりが、滋賀のレガシーとして次世代に引き継がれるよう取組を推進すること。
「レガシー2025」をテーマに、国スポ・障スポ大会や万博を未来に引き継ぐための施策立案に挑戦しました。
各クラスでグループに分かれ、発表に向けて施策をまとめ、資料を作成しました。新規採用職員の皆さんは真剣な表情で話し合っていました。
研修最終日に、クラスごとにグループ発表を行い、どのグループが良いか皆の投票で選びました。そこで勝ち上がった各クラスの代表グループが、岸本副知事・幹部職員・新規採用職員全員の前で最終発表を行いました。
どのグループも柔軟な発想でユニークな施策を提案し、質問にもしっかりと答えていました。
最後に知事から訓示をいただき、7日間にわたる研修が終了しました。
研修終了後、新たに滋賀県職員の一員となった皆さんの歓迎会を開催しました。
知事や両副知事、各部局長、有志のサークル員が参加し、歓迎の意を伝えました。