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キャリアパス・イメージ(1)

犬井 義夫(入庁28年目)

犬井さん

これまでの経歴

平成8年度~11年度:商工労働部中小企業振興課 主事

平成12年度~16年度:農政水産部農政課 主任主事

平成17年度:総務部自治振興課 主任主事

平成18年度~21年度:総務部自治振興課 主査

平成22年度:議会事務局総務課 副主幹

平成23年度~24年度:教育委員会事務局教育総務課 副主幹

平成25年度~26年度:教育委員会事務局学校支援課 主幹

平成27年度~28年度(~10月):総務部人事課 課長補佐

平成28年度(10月~):教育委員会事務局人権教育課 課長補佐

平成29年度~30年度:彦根市総務部 部長

令和元年度:彦根市企画振興部 部長

令和2年度~3年度:健康医療福祉部子ども・青少年局子育て支援室 室長

令和4年度:商工観光労働部商工政策課 課長

令和5年度:総合企画部企画調整課 課長

※所属の名称は当時のものです。

現在の仕事内容

県の最上位計画である「滋賀県基本構想」や、人口減少局面においても幸せが続く滋賀をつくる総合戦略の進行管理、これらの計画の達成に向けて県庁各課が行う施策のとりまとめを行っています。

また、知事・副知事や県庁内各部局の皆さんと議論しながら、現状を認識した上で、次年度、県が取り組むべき施策を構築したり、若者が滋賀で学びたいと思えるよう、それぞれのキャンパスの魅力向上を目指して、県内大学と連携を行っています。

県職員の魅力・やりがい

県政は道路、環境、医療、福祉、商工業、農業、文化、教育など、とても幅広い分野で、県民や市町、団体の皆さんと関われることが魅力です。

日常生活のあちこちに、県の仕事と関係するものがあります。

また、「県民誰もがお客様」であり、誰に対しても等しく対応しなければなりませんが、これは当たり前であるとともに、素晴らしいことだと思います。

「滋賀が好き」な私にとっては、滋賀をフィールドとした県の仕事は、とても魅力的で、また、生まれ育った滋賀に貢献できるやりがいのある仕事です。

これまでの仕事で印象に残っていること

これまで、琵琶湖への市町境界の設定(自治振興課)や県立高校再編(教育総務課・学校支援課)など、地図に残る仕事や若者の将来に関わる仕事に携わらせていただいたことが印象深かったです。

また、最近では、物価高騰対策で行った「しが割」クーポン事業(商工政策課)は、たいへん多くの方々にご利用いただき、電車の中で隣の乗客の方同士の会話でも耳にするなど、これだけ皆さんに知っていただいた県事業を実施できたことは、うれしい限りです。

いずれの仕事も、職場のみんなで力を合わせて、成し遂げたことで、さらに印象深いものとなっています。

キャリアアップしていく過程での仕事に対する姿勢や、視点の変化

若いころは、目の前の仕事のことしか考えておらず、また、去年どおりの仕事ができればよし、くらいの考えでした。

時を経て、自治会やPTAなどの役員をさせていただき、職場以外でも様々な立場の方々と関わらせていただくようになりました。

こうした方々の考えは、公務員の「殻」の中では思いつかないアイデアもあり、県民の方に共感していただけるような事業を企画立案する中で、大きなヒントとなりました。

立場が変わるにしたがって、係全体のこと、課全体のこと、県庁全体、県全体のことを意識して仕事を進めなければなりませんが、それぞれの場面で自分の思いを皆さんに共感してもらえないと、仕事はなかなか前へ進みません。

皆さんに共感を得るためには、自分の思いや考えを押し付けるのではなく、積極的に現場へ出て、様々な方々とお話し、現場の方の立場に立って考えることが何よりも重要だと思うようになりました。

犬井さん

職場において心掛けていること

「滋賀が好き」ということを忘れないこと。

・どんな仕事も、その仕事の先には県民がおられ、この仕事を成し遂げることによって、県民に喜んでいただける、笑顔にできる

困難な仕事にぶち当たった時に、これら二つのことを思い起こすと、初心に帰り、この仕事を選んだ原点に戻った気持ちになります。

そうすると、新たな発想が生まれたり、考えられることは何でもやってみようという気持ちになり、前向きな姿勢になってきます。

今後のビジョン

管理職という立場、また、先輩職員という立場から、自身がこれまで、先輩や上司の方々から教えていただいたこと(宝物)を、若手職員やこれから管理職になられる方々へ、余すことなくしっかり、引き継いでいきたいと考えてます。

お問い合わせ
滋賀県人事委員会事務局 
電話番号:077-528-4454
FAX番号:077-528-4970
メールアドレス:[email protected]