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職員メッセージ:建築

土木交通部 建築課 河野 真那(入庁4年目)

建築

学生時代やっていたこと

学部・学科:現代ビジネス学部・建築デザイン学科

取り組んでいたこと:日本における近代建築と建築家に関する研究を行っており、過去に建てられた建築やその建築家を調べ、現代の建築へ応用できる建築デザインのヒントを探し、それを活かした設計について学んでいました。

仕事の経歴

令和2年度~:甲賀土木事務所

→建物を建築する際に必要となる建築確認申請の書類審査や、窓口で県民や建築士からの建築相談を受ける業務に携わりました。

主に建築基準法を扱い、法律に適合しているかを判断する許認可業務にあたります。

令和5年度~:土木交通部建築課(現所属)

 

滋賀県庁に入庁した理由

元々ものづくりに興味があり、大学では意匠や建築設計を専攻していました。

卒業制作で地元滋賀県の湖岸に図書館の建設を計画し、その過程で建物単体ではなく建物たちが集まって形成する都市計画に興味を持ち、都市全体として住みやすい街をつくりたいと思い、滋賀県庁に入庁しました。

現在の仕事内容

大地震が発生した際に余震などによる二次災害を防止するため、地震で被害を受けた建築物の危険度を判定する「被災建築物応急危険度判定士」の養成業務や、住宅の耐震化の促進・普及啓発を行っています。

被災建築物応急危険度判定士を新規認定するための講習会を開催し、いつでも災害に対応できる体制を整えています。また、自治会や小学校で「住まいの地震対策出前講座」を開催し、防災イベント等では耐震化に係るブース出展を実施することで、耐震化の重要性や日頃の備えについての啓発活動に取り組んでいます。

職種ならではの面白さ

許認可業務では専門業者の方と話す機会が多く、用語や法律の解釈にとても苦労しましたが、しっかりと調べ法文を読み込むことで内容を理解し、対等に協議することができた際はとても嬉しかったです。

現在所属している係では住宅の耐震化を促進するための出前講座や展示ブースを自分で企画できるところが面白いと感じています。

また、ひとえに建築職と言っても様々な仕事があり、許認可業務や耐震化の促進以外にも県有施設の新築や改修の設計・監理を行う係、県有施設の保全を担う係、空き家対策に関わる係や都市計画など街づくりに携わる係など幅広い仕事を経験できるところも魅力の1つだと思います。

入庁後に自身が変わったと感じたところ

1つは興味のないことにも耳を傾けるようになったことです。

日々の仕事で思いもよらない情報が活かされるということが何度もあり、広く知ること・学ぶことの大切さを感じました。

そして、もう1つは休日をとびきり楽しむことができるようになったことです。

仕事をしているからこそ、休日は待ち遠しいものなのだと気づかされました。

そのため、仕事とプライベートのメリハリを大切にしています。

働く上でのモットー

自分が「やるべきこと」以外に「できること」がないか常に探すようにしています。

与えられた仕事の中で分からない事があれば積極的に質問し、疑問をそのまま放っておかないようにしています。

そしてその他の仕事についても関心を持ち、自分にできること、学べることがないかを探るアンテナを張るように心がけています。

お問い合わせ
滋賀県人事委員会事務局 
電話番号:077-528-4454
FAX番号:077-528-4970
メールアドレス:[email protected]