いまから60年以上前に、世界の多くの人をまきこんだ戦争があり、滋賀県からも多くの人たちが、外国にでかけて戦争をしました。そして、戦争にでかけていったお父さん、子どもたち、お兄さんやお姉さんを心配する家族や友だちがたくさんいました。
外国にでかけていった多くの人たちは、ふるさとである滋賀県に二度とかえることはできませんでした。
この本は、戦争中に起きたできごとのうち、滋賀県の人たちが戦場(その多くは外国です)で体験したことや、家族が戦場に行った人たちの体験や気持ちをまとめたものです。
もしみなさんが、滋賀県と戦争のことを調べてみたいと思ったら、じっさいに戦場に行った人たちや、家族が戦場に行った体験のある人たちのお話を聞いてみてください。また、いま世界で起きている戦争のことや平和な世界をつくるためのいろいろな取組みのことも調べてみてください。
■発行:平成14年3月
■ページ数:25ページ(B5版)