9月1日(金)午後1時から、当館において「水損資料レスキュー講習会」が行われました。県内の資料館や図書館職員の方10名が、講演とその後の実習に参加されました。
濡れた紙資料をカビから守るため、いかに早く乾かすかについてグループに分かれ、実習を行いました。使う道具は、新聞紙、キッチンペーパー、布団圧縮袋など身近にあるものばかりです。最近、全国各地で大雨などの自然災害が多発し、滋賀県でもこれらの災害がいつ起こるかわかりません。県内には歴史的に価値のある古文書や手紙などの紙資料や書籍が数多く残されています。今回の講習会が、紙資料を守る一助になることを期待しています。