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更新日:2026年10月27日

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令和8年9月15日県政経営会議の概要

  1. 開催日時:令和8年9月15日(火曜日)8時45分~9時40分
  2. 開催場所:WEB開催(各執務室)
  3. 出席者:知事・東副知事・岸本副知事・知事公室長・総合企画部長・総務部長・観光文化スポーツ部長(代)・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・子ども若者部長・商工労働部長・農政水産部長・県土整備部長・交通まちづくり部長・会計管理者・防災危機管理監・東京本部長・企業庁長・病院事業庁長・びわこボートレース事業庁長・議会事務局長・監査委員事務局長・警察本部長・教育長
  4. 議事概要:下記のとおり

論議事項1.近江の地場産業および近江の地場産品の振興に関する基本的な指針(骨子案)について

説明者

岡田商工労働部長

  • 資料に基づき説明

質疑・意見等

(知事)

今回の改定に踏まえるべき変化のところの4つは、いずれも大事な変化だと思うが、人口の減少や担い手の高齢化という継続している課題もある。ずっと続いていることなので今回ではないのかもしれないが、どう考えたらいいのかなという点が、この分野にあるのではないかと思う。

(岡田商工労働部長)

今回の変化のところは、この5年刻みで考えた時に、着目していく、または前向きに捉えて、地場産業振興につなげていくものとしてまとめている。「現状と課題」にも記載しているが、御指摘のとおり担い手不足や消費が減ってきている現状がある。そういったことを踏まえて指針にしていきたいと思っている。

 

論議事項2.滋賀県依存症総合対策計画中間見直し骨子案について

説明者

山田健康医療福祉部長

  • 資料に基づき説明

質疑・意見等

(酒見監査委員事務局長)

資料2の(2)の課題に「オンラインカジノ等違法ギャンブルと公営競技のオンライン化に対応したさらなる取組が必要」と書いてあるが、(3)の見直しのポイントの方を見ると「オンラインカジノ等違法ギャンブルへの対応」だけなので、公営競技の対応は抜け落ちていると誤解されないか。確かに、法改正は違法ギャンブルへの対応がメインだが、県独自にボートの収益の一部を受けて依存症予防の研究なども始めており、せっかく頑張っておられるので、誤解されないように何か工夫ができないかと思う。

(山田健康医療福祉部長)

ギャンブルの関係については、国の計画よりも早めにスタートしており、冒頭から一定対応している。概要のところにも一部書かせていただいているが、ご意見は大変重要なので、しっかりと素案の段階で盛り込んでいきたい。

(知事)

この内容に異論はない。先ほど監査委員事務局長がおっしゃったことも大変重要な御指摘だと思う。県では公営競技としてボートレースを実施しており、多くの収益をいただいている。この依存症対策をはじめ、精神科医が不足している現状について、滋賀医大と連携した取組をさらに継続していきたいと思う。こうしたこともきちんと明記し、対応を継続・充実させていくことが必要ではないかと思う。その上で4点申し上げたい。

1つ目は、やはり依存症はある意味弱さから来る、幼さから来る、悩みから来る部分もあるので、その背景への寄り添いという部分である。

2つ目は、この依存症からの影響である。例えば借金、犯罪、家庭崩壊といったことに対する寄り添いをどのように考えるのか。

3つ目は、やはりケアする人へのケアである。これは非常に重要な視点になってくるのではないかと思う。

最後に、県政経営幹事会議でも議論になっていたが、企業をはじめとする、あらゆる主体の自覚と行動を促すような取組ということが重要ではないかと思う。例えば私は毎晩の飲酒について、「これは依存症ですね」と指摘され、全然自覚がないまま依存症になることもあると感じた経験がある。あらゆる主体の自覚と行動を促すような取組をぜひみんなで考えていきたいと思うので、よろしくお願いしたい。

 

論議事項3.滋賀県読書バリアフリー計画(第2期)骨子案について

説明者

村井教育長

  • 資料に基づき説明

質疑・意見等

(酒見監査委員事務局長)

対象を広げるということは非常に良いことだと思うが、広げることによって生じる課題の把握や対応が十分かというところを確認したい。

例えば、今は視覚障害者等が対象なので、図書館以外の拠り所は視覚障害者センターだけだが、聴覚障害者や外国人も対象となると、本当にそこだけでいいのかということがあるほか、支える人材も、今は点訳・音訳ボランティアを念頭に置いているが、障害への対応とは別に、多言語化など新たな対応や対応できる人材も考えないといけないのではないか。

対象を広げることによる課題の把握や対応が記載の内容で十分なのかを教えていただきたい。

(村井教育長)

今回対象者を広げている部分については、まだまだ対応は十分とは言えないと思っている。視覚障害者の場合には、まさしく読書という点で一番大きな障壁があると思うが、例えば高齢者といったことで、いわゆる読書という部分ももちろんあるし、また図書館に来るまでのバリアはどうなんだという物理的な課題もある。こういった様々な点で今一度点検が必要かと思っている。今後成案にしていく過程でより具体化を図っていきたい。

(辻交通まちづくり部長)

計画自体には異存がない。施設面でのバリアフリーということで、今年度びわこ文化公園の歩道の改修を行っている。見ていると、図書館の入り口の部分は樹木の根が盛り上がってかなりうねったような状態になっている。今まで対応ができていなくて申し訳ないが、施設に来るまでの間のバリアフリーについても対応していきたいと考えているので、利用者の方への注意喚起をよろしくお願いする。

(村井教育長)

びわこ文化公園でのいろんな議論があり、そこに図書館の関わりというのも大きいと思う。図書館の前は私もよく利用するので、非常にうねっていて危険だと感じることも多い。それは高齢者の方のみならず、車椅子の方であるとか、視覚障害の方なども含めて、皆さんがより行きやすい、バリアになっていない図書館づくりを考えていかないといけないと思う。また交通まちづくり部とも連携しながら取り組んでいきたい。

 

論議事項4.滋賀県立図書館基本運営方針について

説明者

村井教育長

  • 資料に基づき説明

質疑・意見等

(前川東京本部長)

公共図書館が対象になっているのかと思うが、例えば市町立の図書館以外にも県内には大学の図書館もある。そういったところも踏まえて、今後連携できればいいと思うがいかがか。

(村井教育長)

大学や民間の図書館も含めて、現在一定の連携はしているので、今後さらにどういったことができるのかは改めて考えていく必要がある。また図書館だけではなくて、いわゆる読書という切り口で考えると、書店等との連携もある。今年度もいろんな事業で取り組んでいるが、運営方針の中で取り組むかどうかは整理が必要かと思っている。要は読書という文字媒体との関わりをどう維持して広げていくのかということは大きな課題であるので、運営方針に基づきながら進めていきたい。

(奥山子ども若者部長)

これからの10年のビジョンの中でデジタルの対応というところがあると思う。ここには資料のデジタル化について書いてあるが、いわゆる電子書籍の取り扱いについて何か将来的に考えていることはあるか。

(村井教育長)

考える必要があると思っている。一方で電子図書書籍は発行されている書籍のうちの1割ぐらいで、非常に少ない。したがって、デジタル対応は重要だが、やはり紙の図書も同様に大切さがあると思う。また、古い時代からずっと続く紙媒体での記録の持続性といったこともあるので、やはり紙はすごく大事なことだと考える。デジタルも研究をしつつ、予算面等も考慮しながら取組を進めていきたいと思う。

(辻交通まちづくり部長)

先日まちづくりの視察で岐阜市に行ってまいり、岐阜市立中央図書館「みんなの森ぎふメディアコスモス」を視察した。館内をグローブという大きな傘で11のエリアに区切られており、天井から自然光が取り入れられているなど非常に心地よい空間であった。建物自体も良かったが、そこでは学習席のWEB予約とか、社会人をターゲットにしたビジネスの悩み相談など図書館に訪れたくなる工夫をされていた。もちろん電子図書館も運営していた。

「知りたい」とか「学びたい」という欲求は、今は手のひらの中でほぼ解決できるような時代になっている中、県立図書館にいかに足を運んでいただいて実際の図書を手に取っていただくかということを考えていく必要があると改めて感じている。びわこ文化公園の中の施設として、図書館に足を運んでいただくような公園づくりを一緒になってやっていきたいと思うので、引き続き連携をよろしくお願いしたい。

(村井教育長)

岐阜市立中央図書館は、私はまだ拝見したことはないが、席の予約であるとか、ビジネスの悩み相談とか、いろんな意欲的な取組をされていることが分かった。図書館の役割であるとか、どういったことにこれから力を入れていくのか、立地的な問題もある中で、単純に取り組めばいいというものでもないとは思う。今回はこの先10年の計画ということで考えるが、さらにその先を見据えた時にどういったことをこれからやっていかないといけないのかを考えながら進めていく必要がある。岐阜県の図書館もそうだし、石川県の図書館なんかも非常に素晴らしい図書館を作っておられるが、やはりハード面の充実という課題もあるので、そこはなかなかこの10年間で触ろうというタイミングではないと今は判断している。一方で、いろいろ議論をしながら考えていく必要もあると認識しており、この10年間でどうやって来場者を増やしていくのかというところは、びわこ文化公園全体としての取組なども情報共有をしっかりとしながら取り組んでまいりたい。

(知事)

大変重要なテーマだと思う。「日本一の図書館県」を標榜するにふさわしい計画となるように。前回知事協議した時もドリーム版というか夢を語り合ったと思うが、そういうことは忘れずに書いていきたいと思う。

2つのポイントを述べたい。1つ目は今もおっしゃっていたが、ハード整備をどうするかである。教育長がこの10年触ることはないとおっしゃったが、触らずにやれるのか。もしくは10年後に触るのであれば、次の図書館をどのように考えるのか。その時は当然今の場所にするなら、びわこ文化公園と一体でということになるし、隣の美術館にも関係する。場所を変えるというのであれば、またそういう議論も始めないといけないので、みんなで作り込むところからやったらどうかと思う。

もう1つは蔵書の充実である。懸案になっているのは、資料整備予算の確保と拡充をどう考えるのかということである。図書館のメンバーやスタッフの皆さんからは本を買う予算を増やしてほしいということを言われた。新しいものは全て買いたい、買い揃えておきたいと思う。一方で、市町との役割分担どうするのかという話がある。そういうことの整理をした上でどこまで買うのか、そのためにどこまで増やすのかということをセットで一緒に議論していきたい。

(村井教育長)

知事から宿題をいただいているのはもちろん承知しており、ドリーム版ということで議論をさせていただいているので、それをより具体化できるようにこれからの原案にできる限り落とし込みながら進めていきたい。また、市町との役割分担という宿題もいただいている。しっかり考えていきたいと思う。

 

協議事項1.「新高島合同庁舎整備基本構想」の策定(原案)について

説明者

中村総務部長

  • 資料に基づき説明

質疑・意見等

(松下警察本部長)

この新庁舎の整備にあたっては、これまでもセキュリティ面とか来庁者のプライバシーといった点でいろいろ意見を申し上げさせていただいている。いろいろご配慮ご理解いただいていることは本当に感謝する。今総務部長からお話があったとおり、新たに整備されることのメリットはすごく大きいと思っているので、前向きに検討させていただきつつ、セキュリティ、プライバシーといった面について、引き続き細かく調整させていただきながら進めたい。

(知事)

貴重なご示唆だと思う。セキュリティやプライバシーといったことも十分加味し、協議しながら進めていきたい。全国では初めてという表現もあったが、デザインにふさわしい、スマートシュリンクにつながり、かつ街の賑わいにつながるような取組になるように、地元の期待も大変強く大きいので、皆さんの知見を投入して、実現させていきたいと思う。その際に2点述べたい。

これは高島市のまちづくりに関連するかもしれないが、JRバスの用地があるので、こういったものも含めて考えるという視点である。

また、もう1点はこのエリアに隣接するところに今津港がある。今津港は老朽化で少し補強が必要といったお声がある中で、前回の選挙で、ここは手を入れるということを地元の方と話をした。この4年間で全て直すことは難しいと思うが、大津港の次に手を入れようということを皆さんとお話ししてきたので、この辺りも含めてどう考えるのか今後皆さんと議論したい。

(中村総務部長)

今ご指摘いただいた2点について、関係機関としっかり連携して、検討していきたいと思う。

その他

(保田議会事務局長)

前回の7月定例会議終了からまだ1月ほどしか経っていないが、明後日の9月17日(木曜日)から10月15日(木曜日)の延べ29日間の日程で9月定例会議が開催される。

初日はおそらく午前中には本会議は終了すると思う。

(知事)

7月議会から間もないが、大変重要な議会が始まる。それぞれの委員会によっては懸案事項をご相談ご協議いただくようなこともある。加えて、内閣の改造があったり、県内市町の首長選挙、県議補欠選挙等もあったりして、少しバタバタする期間になると思うが、情報連携を密にしていただきたい。また、それぞれの部局が議会対応の面でも大変いろいろご苦労いただいているが、人材育成やOJTの観点も十分加味しながら、いろんな方に議会対応をご経験いただいたりするような配慮もお互いにしながら、臨んでまいりたいと思うので、よろしくお願いする。

本日9月15日(火曜日)は「老人の日」ということで、今日から1週間が老人週間とのこと。いろいろ大変なこともあると思うし、また台風も近づいてきているので、様々な対策等力を合わせていこう。

 

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