「世界農業遺産」認定をめざして 第3回「モニターツアー」を開催しました

第3回目は、長浜バイオ大学との連携により、琵琶湖の水源の里 米原市奥伊吹をフィールドに、循環型社会の実現に向けて、森林資源に由来するバイオマスを利用したエネルギー生産・農業利用の現場を見学するとともに、そば発祥の地で「伊吹そば」の取組を学びました。
まずは、(株)ヤマムログループ様が取り組まれる木質バイオマス発電所、農園芸ハウス、姉川ダムの水力発電所を見学し、環境にやさしいエネルギー利用に加え、地域貢献として地元の方の雇用や、環境学習の場として子どもたちへの出前事業なども積極的に行い、循環型社会の実現に向けて積極的に貢献されているお話を伺いました。
続いて、長浜バイオ大学の取組として、今琵琶湖で問題となっているオオバナミズキンバイの有効利用の検討や、ビワマス遡上プロジェクトへの参加など、大学の研究室や学生さん自らが地域と関わりながら行う様々な取組について御説明をいただきました。
最後は、農事組合法人ブレスファーム伊吹様において、そば発祥の地での「伊吹そば」の取組を学び、地元農家さんにより守り継がれてきた在来種の伊吹そばを、まちおこしのために復活させようと、地域の方々が頑張って栽培されています。

様子
様子
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