世界農業遺産認定を目指して第1回「モニターツアー」を開催しました

滋賀がめざす「世界農業遺産」のことをより深く知っていただき、魅力的な滋賀の農林水産業を発信していくための第1回「モニターツアー」を開催しました。
まず、近江八幡市の堀切港から船で約10分、日本で唯一、湖で人が暮らす島「沖島」に向かいました。好天のもと、ガイドさんの案内で1時間の散策を行いました。1時間ではとても語り尽くすことができない沖島の環境、歴史について詳しく御案内いただきました。
続いて、沖島の「湖島婦貴(ことぶき)の会」の皆様による湖魚を中心とした手作りの美味しいお弁当をいただきながら、沖島漁協組合長さんのお話や、沖島に移住を決められた滋賀県立大学の学生さんから、琵琶湖漁業や沖島の魅力、学生さんたちの活動についてのお話を伺いました。
午後からは東近江市栗見出在家の「魚のゆりかご水田」の現地を見学しました。湖魚の稚魚やゲンゴロウなどたくさんの生き物を観察し、湖魚が琵琶湖から水田に遡上して産卵し、また琵琶湖に戻っていく、そんな豊かな生きものを育んでいる「魚のゆりかご水田」の効果を実感しました。
また、地元農家さんの長年の取組や滋賀県立大学の学生さんの研究の成果を御紹介いただきました。

様子
様子
集合写真