「世界農業遺産」認定を目指して 第2回シンポジウムを開催しました

美しく輝く冬の琵琶湖を一望できる大津市の県立県民交流センターで、今年度2回目となるシンポジウムを開催しました。
少し長いタイトルですが、「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業の魅力を知る!~湖魚とお米の融合「ふなずし」の魅力を“語り、食す!”~」と題して、「ふなずし」をテーマに開催しました。
今回のシンポジウムは、2部構成。開会挨拶で西嶋副知事からも、「恐るべきとも言える2本立て」と紹介させていただきましたように、前半は、県内で御活躍の各分野の専門の皆様による「リレートーク」、そして、後半は「ふなずしの品評会」です。
第1部では、「世界農業遺産」認定に向けた取組について、「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」設立準備会の雲林院会長様より御報告をいただきました。そしてリレートーク。「漁師の視点」、「魚のゆりかご水田農家の視点」、「研究者の視点」、「食文化の視点」、「行政の視点」、それぞれの分野から湖魚の魅力、ふなずしの世界的な独自性などについて、内容の濃い発表をいただきました。
第2部が始まると、切り分けたふなずしが一斉に並べられ、会場一杯にかぐわしい香りが溢れました。滋賀県酒造組合会の藤居会長様より御挨拶をいただき、「ふなずし」にピッタリな「近江の地酒」12種類の試飲とともに、滋賀の豊かな水と米と、琵琶湖がもたらしてくれる独自の食文化を堪能していただきました。

様子
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