滋賀県内の犯罪情勢は、刑法犯認知件数が2年連続で大幅に増加した令和5年よりもさらに増加傾向となっており、前年同期比で377件(4.9%)増加し、8,148件となったほか、特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の被害額の合計が27億円を超えるなど極めて憂慮すべき情勢となっています。
また首都圏において「闇バイト」等情報(仕事の内容を明らかにせずに著しく高額な報酬の支払いを示唆したりして、犯罪の実行者を募集する投稿や当該投稿に関連する情報)に応募したと思われる者が複数で深夜にハンマーやバールで窓ガラスを破壊するなどして家屋に浸入し、家人に危害を加えて金品を奪うという極めて悪質な強盗事件が多発しています。
「トクリュウ」とは、「匿名・流動型犯罪グループ」の略です。SNSや求人サイトなどを利用して犯罪実行犯を募り、匿名性の高い通信手段を用いるなどして、緩やかに結びついたメンバー同士が役割を細分化させ、その都度メンバーを入れ替えながら、強盗事件や特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺など様々な犯罪を敢行するものです。
「トクリュウ」の活動は、様々な罪種や業態に及んでおり、県民の誰もが被害に遭う可能性があります。
詳しくは、添付の対策をご覧ください。