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更新日:2026年9月1日
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家族性腫瘍・遺伝性腫瘍
がんは遺伝する?
「がん家系」という言葉をよく耳にしますが、家族の中で同じがんの発生率が高いということは、必ずしも「がんが遺伝している」というわけではありません。
家族の中で血縁者に同じがんの発生率が高い場合、以下2点が要因として考えられます。
- がんを防ぐ遺伝子の変化が受け継がれている(遺伝要因)
- 生活習慣が似ている(環境要因)
がんのなりやすさには、この遺伝要因と環境要因の両方が関係し、その割合は、ひとりひとり異なります。
ですが、「遺伝要因の影響を強く受けるがん」というのも間違いなくあることも分かっています。がんの種類にもよりますが、大体全部のがんの5%以下がこのがんにあたると言われています。
遺伝要因の影響を強く受けるがんのことを、「家族性腫瘍」もしくは「遺伝性腫瘍」とよびます。家族(血縁者)に特定のがんが集中している、あるいは若くしてがんになった人や何回もがんになった人が多いことなどが主な特徴になりますが、あてはまらない場合もあります。
遺伝性腫瘍かもしれないと思ったら・・・
遺伝性腫瘍が疑われた場合、それをどうやって調べるか、どんなリスクがあるのか、遺伝子検査を受けるかどうか、検査の目的や正確さ、検査結果の解釈、検査結果が誰にどのような影響を及ぼすのか、子どもや家族の検査をどうするか、いつ検査するか、どんな対策が必要になるのか、など多くの問題が出てきます。さらに、家族関係や結婚・出産、就職、保険などについても悩みが出てくることも少なくありません。しかし、ご自身ががんになりやすい体質を受け継いでいるかを知ることで、より適切な治療や健康管理につなげることもできます。こういった問題をきちんと整理、理解し、そのうえで様々なことをご自身で決めていけるようにお手伝いするのが、遺伝カウンセリングの専門家です。
滋賀県でがんゲノム医療や家族性腫瘍・遺伝性腫瘍に関する相談、遺伝カウンセリングを行っているのは以下の施設です。
- 滋賀県立総合病院
診療内容:遺伝子パネル検査(保険診療・自費診療)、遺伝カウンセリング全般
問い合わせ先:がん相談支援センター TEL:077-582-8141 - 滋賀医科大学医学部附属病院
診療内容:遺伝子パネル検査(保険診療・自費診療)、遺伝カウンセリング全般
問い合わせ先:がん相談支援センター TEL:077-548-2859 - 市立長浜病院
診療内容:遺伝子パネル検査(保険診療)、遺伝カウンセリング全般
問い合わせ先:がん相談支援センター TEL:0749-68-2354
※各施設とも、カウンセリング、検査ともに自費での診療となる場合があります。
そのほか、
- もう少し詳しく遺伝性腫瘍について知りたい
- 私のがんは遺伝性かもしれない・・と不安
- カウンセリングや検査にかかる費用が知りたい
- カウンセリングや検査を受けた方がよいか迷っている
- カウンセリングを受けたいが、どこで受ければよいか分からない
等々、ご心配なことがありましたら、がん相談支援センター等がん相談窓口にご相談ください。