滋賀県教育委員会では、このたび老朽化が進んでいた能登川高校のボクシング練習場について、地域の資源であるびわ湖材を活用し、木造で再整備しました。また、財源として琵琶湖森林づくり県民税を活用しました。
この新たに生まれ変わった練習場は、学校教育施設としての役割を果たすと同時に、地域の社会体育施設として幅広く利用されることを目指しています。能登川高校の生徒をはじめ、県内外の多くの生徒や教員、競技関係者が訪れるこの施設は、木材による「ぬくもり」や「良さ」を直接肌で感じられる場として整備されています。
この練習場を通じて、訪れる皆様には自然の温かみを感じていただき、スポーツ活動がより充実したものになると思います。多くの方々にこの素晴らしい施設を体感いただき、琵琶湖と県民の暮らしを支える森林づくりへの理解が広まれば幸いです。