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連覇達成! 高校簿記日本一! 県立八幡商業高等学校 「令和4年度第38回全国高等学校簿記競技大会」団体優勝

県立八幡商業高等学校の簿記珠算部が、「令和4年度第38回全国高等学校簿記競技大会」に滋賀県代表として出場し、昨年に引続き「団体優勝」し、大会連覇を達成。高校簿記日本一の栄冠に輝きました。

1.大会名 令和4年度 第38回全国高等学校簿記競技大会

開催日:令和4年7 月25日(月曜日)

開催場所:日本工学院専門学校 (東京都大田区)

2.大会成績

団体の部(47校参加 4 人1 チーム) 優勝(大会連覇)

個人の部(233名参加)
 藤川 梨瑚(ふじかわ りこ) 第4位(優良賞)
 勝島 和希(かつしま かずき) 第6位(優良賞)
 宮田 真愛(みやた まな) 第7位(優良賞)
 小山 晴(こやま はる) 補 欠

(全国高等学校簿記競技大会)

全国商業高等学校校長会および公益社団法人全国商業高等学校協会(全商)が実施する簿記の能力を競う大会。規定時間内に簿記に関する問題を解き得点を競うもの。団体の部と個人の部がある。全国47都道府県で予選を行い、そこで優勝した学校のみが団体として出場が認められる。まさに、高校簿記日本一を決める大会である。
県立八幡商業高等学校は毎年県内の予選を勝ち抜き、連続して全国大会に出場。前回第37回大会は優勝。そして、今回第38回大会でも、優勝(日本一)で連覇を達成。連覇達成は、この30年間の間に、わずか2校のみで快挙となりました。

(県立八幡商業高校の取組)

商業高校の生徒の多くは、各種技能の習得や専門知識向上の一つとして簿記に取り組んでいます。全商や日商(日本商工会議所)の簿記資格が実力を測る資格となりますが、簿記競技大会は、これらの資格を取得している生徒たちがさらに選抜され、学校単位で競う大会であり、全国最大規模のものになります。県立八幡商業高等学校は、平成29年度から令和元年まで文部科学省のSPH(スーパープロフェッショナルハイスクール)の指定を受けておりました。その中でも、公認会計士や税理士など高度な資格の取得により、将来ビジネス社会で幅広く活躍できる人材の育成を目標に掲げており、その成果の現れの1つとして喜ばしく思っております。また、歴史と伝統のある学校で、多くの著名人を輩出しており、今年の12月には「近江尚商会創立130周年記念大会」も行われます。

 

(生徒の取り組み)

団体の部は、4名でチームを組み簿記の難問に取り組み、得点を競う形式であり、今回参加した生徒たちは、授業だけでなく、放課後は3時間、休日は6時間にも及ぶ「簿記珠算部」としての厳しい活動に取り組みます。ディフェンディングチャンピオンとしてプレッシャーのかかる中、大会の緊張感になれるため、愛知や兵庫、大阪の高校との合同練習会にも積極的に参加。大会連覇という大きな目標に向け、ワンチームとして地道に取り組んできた成果であり大変嬉しく思います。
また、大会に参加した4名の生徒は、日本商工会議所主催簿記検定試験1級にも全員合格。うち3名はこの夏の税理士試験も受験。簿記に青春のすべてをかけて努力してきた生徒たちです。

 

お問い合わせ先
県立八幡商業高等学校
電話番号:0748-32-2072