県立米原高等学校の生徒による地元企業との共同プロジェクトの成果が商品化されることとなり、3学期から地元の小・中学校での学校給食で提供が開始されます。
同校の生徒会は、県事業「北の近江振興プロジェクト」の一環として開催された「北の近江振興高校生サミット」において、「名産品のPRを通じた地域振興への貢献」をテーマに課題研究に取り組んできました。その過程で、地元で長年愛される牛乳を製造する有限会社ミルクファーム伊吹(米原市、代表取締役:三家清憲氏)から、新パッケージデザインの依頼を受け、学校給食用の「伊吹牛乳」のリニューアルプロジェクトを推進しました。
生徒会執行部が中心となりプロジェクトを主導し、美術を選択する生徒から70点以上のデザイン案を募集。厳選されたデザインが、この度、同社の学校給食用の200ミリリットル牛乳パックのデザインとして採用されました。
今回のデザインリニューアルは、有限会社ミルクファーム伊吹で充填機等の大型機械の入れ替えと同時にパックの形状が変更されることに伴い実施されるものです。採用されたデザインを用いた学校給食用の新牛乳パックは、3学期から米原市の全小・中学校、長浜市の一部地域、愛荘町の学校給食で使用されます。
これに伴い、12月26日(金)、関係者を対象として、有限会社ミルクファーム伊吹において式典や工場見学が開催されます。デザイン案を製作した米原高校の生徒も、功績を称えられ招待される予定です。