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教育長定例記者会見〔令和4年(2022年) 1月20日〕

配布資料

概要

(教育長)

皆さんおはようございます。それでは今月の記者会見を始めさせていただきます。

年末年始以降、新型コロナウイルス感染症の急ピッチでの拡大が続き、高校生、小中学生、養護学校の児童生徒が多く感染しておられる状況を非常に心配しており、いろんな対策を考えていかなければならないと思っている毎日でございます。

令和4年につきましても、前向きな情報発信に努めてまいりたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、配布資料をもとにご説明いたします。2、3ページ目につきましては1、2月の教育委員会の広報事項でございます。後日、資料提供による詳細なお知らせも予定しております。報道各社の皆様方にも取材等を通じて発信いただければ幸いに存じます。

なお、コロナウイルス感染症の状況に応じて、行事が中止・延期になる可能性がありますので、取材の際には事前の問い合わせをよろしくお願いいたします。

 

それでは私の方からの話題提供ですが、本日は3件用意させていただきました。

まず一つ目でございますが、スライドの画面と、お手元の資料4ページをご覧ください。滋賀県インクルーシブ教育賞についてご紹介いたします。

この賞は、県内の全ての小中高等学校、また特別支援学校を対象としまして、学校生活において、障害のあるなしにかかわらず、共生社会の形成に寄与したと考えられる地道な取組を行った児童生徒に対して表彰するものでございます。この表彰を通じて、共に学び、共に生きる児童生徒の心を育むとともに、県民の皆様にインクルーシブ教育、また共生社会に対して、ご理解をいただく機会となればと考えているところでございます。

本年度は、3組5校を表彰させていただきたいと考えています。それぞれの取組が長年にわたって続いていまして、共に学ぶことを通じて、お互いに成長し合えた素晴らしい取組であると感じているところでございます。

表彰は、1月から3月の間で行う予定をしております。すでに2校で表彰式を行いましたので、その様子をご紹介させていただきます。

1月13日に草津市立玉川中学校の2年生を表彰いたしました。また、1月18日には県立草津養護学校中学部を表彰いたしました。草津市立玉川中学校では、5年前から総合的な学習の時間「つながり学習」で学校分野を選択した生徒が、草津養護学校の中学部の生徒と交流を行っていただいております。その学習の成果は学年の報告会で伝えていただいております。校舎内には、取組の様子を紹介する掲示をしていただいているところでございます。

今年度は、玉川中学校の生徒が、交流時に使用するおもちゃを製作しました。残念ながらコロナウイルス感染症の影響で、玉川中学校の生徒が草津養護学校に行って交流することが中止になりましたが、製作したおもちゃを草津養護学校に送っていただきました。作る時から養護学校の生徒が使用することを想像して、いろいろと工夫をして取り組んで、その思いが草津養護学校の生徒に伝わったことを知り、中学校の2年生の生徒は「作ってよかったな」「工夫してよかった」というような感想があったと聞いているところでございます。

昨年度から、コロナウイルス感染症の影響により、直接ふれあう交流ができない状況が続いておりますが、これまで長年にわたり継続して行われてきた取組を、新たな交流方法を検討しつつ、今後も継続していただきたいという思いも込めて表彰しました。今後の表彰式については、私から表彰状を授与する予定ですが、やむを得ず代理が行うこともあります。表彰の様子を是非取材いただければと思います。

なお、県内の新型コロナウイルス感染拡大状況によっては表彰式の延期等の日程の変更も考えられますことから、その節は改めて連絡させていただきます。

 

そして次に、6から7ページにございます、しがこども体験活動実践交流会についてご紹介いたします。

子どもの体験活動は、社会を生き抜く力の育成や、自然や人とのかかわりの中で生きていく力の育成、規範意識と道徳性の涵養など、多くの教育的な意義がございます。昨年度の文部科学省の調査では、子どもの頃に自然体験の機会が多い子どもは、高校生になっても自尊感情が高いという報告がされています。

しかし、長引くコロナ禍において、子どもたちの様々な体験活動の機会と場の減少が指摘されているところです。それを受けまして、県と県教育委員会で、平成23年から子どもの体験に関する研修会や交流会を開催しております

5月26日には、指導者の研修会をさせていただきました。会場とオンラインで計56名の方に参加いただき、参加者からは、「コロナ禍だからこそ体験活動の大切さを学んだ」「子どもたちが楽しいと思える活動を取り入れたい」等、前向きな声が寄せられました。

一方で、コロナ禍の体験活動について「実施できない」「実施の判断が難しい」「感染症対策に苦慮した」等の声をいただきましたので、このような関係者が交流して、課題や悩み、工夫を共有する場が必要であると感じているところでございます。

今回は、2月3日(木)に、実践交流会として、県庁新館7階大会議室において、オンラインを併用して開催します。事例発表として、「しがこども体験学校」登録団体であるNPO法人麻生里山センターの石脇さんから自然体験活動を紹介いただきます。また、「地域での子どもの体験活動」の取組として、竜王町公民館の関川副館長様から、防災デイキャンプを紹介いただきまして、コロナ禍での工夫や、取組への思いも含めて伝えていただきます。

また、希望される団体からのアピールタイム、情報交換などを予定しています。なお、事例発表およびアピールタイムにつきましては、より多くの方に情報を共有していただけるように、オンラインでの参加も可能としています。

体験活動を実施されている団体、関係の皆さんが互いに交流し、情報交換いただくことで、コロナ禍での今後の事業計画や事業実施に活かしていただけるように、そして、子どもたちの体験活動の充実につながる機会としていきたいと考えております。

 

そして三つ目でございます。令和3年度のオリンピック・パラリンピック教育としての地域ワークショップについて紹介させていただきます。

2月2日の9時より男女共同参画センターにおいて、オリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業の一環として、県内の先生方や関係者等を対象に、推進校の実践成果を報告する地域ワークショップを開催させていただきます。ワークショップでは、目的にございますように、実践成果の報告に加えまして、共生社会におけるスポーツの役割についての研究協議、また外部講師による講演会を行う予定でございます。

この全国展開事業は国からの委託事業でございまして、アスリート招聘事業と特別支援学校における運動機会充実促進事業があり、今年度はアスリート招聘事業のみの実施です。アスリートの皆さんをお招きし、その体験談から、チャレンジ、また努力を尊ぶ態度、フェアプレイの精神など、様々なことについて学ぶ機会としています。

令和3年度は、いくつかの学校で、こういった事業をしていただきました。2020東京オリ・パラの大会直後ということもありまして、テレビで応援した選手と間近で交流できる貴重な機会でありました。とりわけパラリンピアンからは、共生社会実現の力強いメッセージをいただきました。子どもたちが真剣にその様子に聞き入り、友人関係の悩みや受験相談といった、人生に関わる質問をする様子が見られたと聞いております。

今回の地域ワークショップは、PDCAサイクルの中に位置付けておりまして、実践と講演を融合させることにより、更なる効果をねらっております。具体の内容としましては、生徒に実際に車椅子バスケットボールの授業実践による事前指導等を行われた県立虎姫高等学校から実践報告をしていただくのに加えまして、弱視のピアニストとして様々な経験をされた音楽家の前川裕美さんから、「音楽・スポーツと共生社会」と題してご講演をいただきます。音楽とスポーツで共通することや、自身の人生経験、夢を実現するための力強いメッセージを、ご自身のピアノの演奏と歌声を交えた弾き語りによって、表現していただくことを予定しております。前川さんは、第6回の全国障害者スポーツ大会「のじぎく兵庫大会」の開会セレモニーにも出演された方でございます。

このワークショップの開催によりまして、豊かなスポーツライフの習慣を身につけること、また共生社会の実現、インクルーシブ教育の浸透につなげることを期待して、実施させていただきます。ご取材をよろしくお願いいたします。

(中日新聞)

コロナや学校閉鎖の関係です。昨日いただいた資料提供だと7校の県立学校が臨時休業しているということですが、県内小中学校を含めた状況はわかりますか。

 

(教育長)

県立学校は、学校閉鎖、学級閉鎖、学年閉鎖等々、7校ということで情報提供させていただいています。

 

(保健体育課長)

今、感染症対策課が逼迫しておりまして、いつもそちらから必要な情報をいただいていますが、今回の急拡大で数字等をまだ掌握できていない状況です。

 

(中日新聞)

大体どれぐらいとか、詳しくなくていいのですが。約何校など。

 

(保健体育課長)

規模感が必要だと思って確認しようとしたのですが…。各市町の教育委員会へ問い合わせることも可能ですけれども、どちらも逼迫していますし、情報の元が感染症対策課になりますので。いずれは報告できると思いますが、現段階では何とも言えない状況です。

 

(教育長)

できるだけ現場の負担を少なくして情報収集をして、また皆さんにお伝えできるように努めて参りますので、少しお待ちいただければと思います。数が多すぎてなかなか対応しきれていない状況です。

 

(中日新聞)

今、県立学校、小中学校も含めて、どういう状況での感染が多いか、保護者の影響とか、把握されている部分はありますか。

 

(教育長)

この1月15日から学校の感染レベルを1から2に引き上げて、特に部活動に注意してくださいと呼びかけをしました。冬休みの期間からこの1月の頭にかけて、部活動の県外との交流試合とかが多く行われまして、その中での感染の数が少し目立ちましたので、感染拡大に繋がるということで、その点を意識して、今回注意喚起をしたところでございます。また、家庭内での感染、年末年始にご兄弟とかご親戚とかが帰ってこられるなど集まる機会があったり、あるいはOBが訪ねてこられたりなどからの感染も多いです。

今回のオミクロン株は感染力が強く、たちまち広がってしまうので、1人2人感染すると、そのクラス全部を調べる形で、それぞれの基準に応じて学級閉鎖や学年閉鎖をさせていただいています。一つのクラスだけだったら学級閉鎖ですし、一つの学年で2学級以上発生すると、学年閉鎖をする状況です。部活動においては、特に県外との交流を意識しています。

今後さらに拡大するようでしたら、子どもたちには非常に申し訳ないですが、さらなる制限も考えなければならないと意識をしております。県全体の対応についても、まん延防止等重点措置の都県が増えてきておりますので、近畿を含めて、どうされるのかもしっかり見据えながら対応していきたいと思っております。

 

(中日新聞)

例えば保護者が感染して、濃厚接触者で子どもが来られないことが増えているのかと思います。今後、入試への影響などがあると思いますが、そのあたりで決まっていることを。

 

(教育長)

大学の共通テストが先日終わりまして、これから本格的に私学・国公立大学の入試が始まると思います。県立中学校の入試については、特に休む方もなく、入試自体は無事に済んだと報告を受けております。これから始まります高校の入試につきまして、特色選抜、推薦選抜、スポーツ・文化推薦選抜を2月8、9日に行う予定ですが、こちらにつきましては、現時点においては、予定通り実施させていただく予定でございます。できる限り感染症対策に努めますとともに、受検される生徒の皆さんには、しっかりと感染予防をしていただきながら、実施したいと思っています。

その際に、陽性の方については、受検はできないという形でございます。濃厚接触者で熱のある方についても、ご遠慮いただく。ただ、濃厚接触者で、検査した結果、陰性であり、熱がないということであれば、濃厚接触者の待機期間であっても、別室を用意して、できるだけ受けていただけるように工夫をさせていただきます。

なお、推薦選抜、特色選抜等では、面接や実技検査を予定していますが、そちらも予定通り、実施すると今は考えております。推薦、特色選抜については、この後、3月9、10日に一般選抜を予定していますので、そちらで再度チャレンジしていただきたいと思っています。推薦、特色選抜の追試験については、行う予定はしていないという状況でございます。なお、3月9、10日の一般選抜で受検できない場合、3月23日に追検査を行うことは、すでに決定し、お伝えしております。

今の段階での高校入試については、そういった対応を考えているところでございます。

お問い合わせ
教育委員会事務局 教育総務課
電話番号:077-528-4512
FAX番号:077-528-4950
メールアドレス:ma0002@pref.shiga.lg.jp
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