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教育長定例記者会見〔令和2年(2020年)8月26日〕

配布資料

概要

 (教育長)

 皆さん、おはようございます。

 毎日暑い日が続いております。学校も始まっておりまして、子どもたちも熱中症対策と感染症対策の両方でいろいろと大変だと思っておりますが、頑張って学校に行ってくれてるものと思っております。

 それでは、私の方から少し御説明をさせていただきます。配布させていただいております資料の1ページと2ページにつきましては、8月から9月の広報事項でございます。教育委員会としての行事一覧でございます。後日、資料提供による詳細のお知らせなどもしております。本日お集まりの報道各社の皆様には、ぜひ、取材等を通じて発信していただければと考えております。なお、まだ新型コロナウイルス感染症がいろいろと陽性患者も出ておりますので感染拡大防止のために掲載している事業が中止・延期となる場合もございますので、取材の際には事前にお問い合わせをよろしくお願いします。

 本日は、話題提供1件をまず御説明させていただきます。

 第14期になります滋賀の教師塾の入塾者の募集について御案内させていただきます。

 お手元の資料の3ページを御覧いただければと思います。滋賀の教師塾の目的といたしましては、滋賀の教育大綱に基づきまして、「未来を拓く心豊かでたくましい人づくり」を担います、高い志と実践力を持つ教職志望者を育成すること、これを目的に実施をしているものでございます。

 今回募集しております第14期の教師塾では、3番にございますように、現役の学生等を対象といたしますスタンダードコースに180人程度、また、講師等のアドバンスコースに20人程度、合計200人程度の塾生を募集をしているところでございます。出願期間につきましては7月1日から10月9日までとし、その後審査を経て、10月の末から入塾としているところでございます。

 本年度の募集につきましては、コロナウイルスの影響で、学生が登校できていない大学もありますことを考慮しまして、例年より2か月程度出願期間を延長し、また、新たに紹介の動画を配信するなどのPRに努めているところでございます。さらに、学生が入塾しやすいように受講料の減額を行ったところでございます。今後は、新学期を迎えます各大学を通じまして、学生にアプローチをかけるなどして、滋賀の教育の魅力と教師塾の実績をしっかり伝えてまいりたいと考えております。

 滋賀の教師塾につきましては、4ページの3つの柱というところにございますように、まず、「必修講座」では、現職の教員などを講師といたしまして、学校現場で役立つ実践的な内容を学べるよう、模擬授業体験などの機会を設けております。その中でも、ICTを活用する講座について、特に充実させたいと考えているところでございます。

 また、2つ目の「学校実地体験」につきましては、児童生徒の指導や教員の仕事の実際について学び、「選択講座」では、学校外で行われている様々な教育活動について広く学ぶこととしております。

 教師塾の魅力といたしましては、塾生たちが切磋琢磨し、教員としての使命でありますとか心構えを持てるところにありますので、座学だけでは学べないグループ別の演習や討論を大切にしております。コロナ(ウイルス)禍にありましてオンライン講座等による対応も視野に入れながらではございますが、消毒や飛沫防止対策を万全にして、できるだけ教師塾本来の魅力であります塾生同士の切磋琢磨を仕掛けていきたいと考えております。

 今回の第14期生におきましても、滋賀の教員を目指す多くの皆様方が入塾され、ここで成長して、滋賀で教師として働いていただければと思っているところでございます。

 私からの説明は以上でございます。

 

 (時事通信)

 教師塾のことでお聞きしたいんですけど、先ほど説明の中で、コロナウイルスで大学に行けないので出願期間を2か月延長したということなんですけど、これはどういう理由で。

 

 (教育長)

 例年ですと、この教師塾の募集期間が7月から8月の頭ぐらいまでで募集をしておりましたが、今回は皆さんも御存知のように6月ぐらいからですね、大学はどちらかというとオンラインの授業をしていてですね、学生さんがあまりキャンパスの中に来られていない現状があります。まあ色々あろうと思いますが、9月以降はまた学生さんがキャンパスに来られる時期も来るだろうと思いますので、その時期に再度アプローチできるような形で8月上旬のものを今回10月9日まで延長させていただいたということで、「受けたかったのに十分知らなかった」っていう学生さんが無いように、そこは延長させていただいたところでございます。

 

 (時事通信)

 あとなんか、動画配信するっていうのも初めてですかね。

 

 (教育長)

 そうですね。

 

 (教職員課長)

 カリキュラムとしては初めてでございます。ただ、今期――13期ですね、今年度もやってる途中でコロナということになったので、やむを得ずZoomを使って講義をするということは今年度もさせていただいております。

 

 (教育長)

 今の記者の質問はPR動画の話ですね?それは初めて?

 

 (教職員課長)

 初めてです。

 

 (時事通信)

 あと、授業料の減額を行ったということなんですけど、これはいくらからいくらになったんですか?

 

 (教育長)

 スタンダードコースにつきましては、2万円だったものを今回1万5千円に見直しをさせていただいて、アドバンスコースにつきましても9千円だったものを7千円という形にして、多くの学生の方々、あるいは講師の方に来てもらいやすく工夫させていただいたところでございます。

 

 (時事通信)

 はい。あと、先ほども説明ありましたけれども、ICTの講座というのを増やすんですかね?どういうやり方でやるのか。

 

 (教育長)

 そうですね、実際に実践講座をやっていく訳ですけども、その中にICTの活用というのを取り込んでですね、今、学校現場――小学校・中学校、また高等学校・特別支援学校についてもですね、ICTの活用っていうのがこれからの大きな、先生方あるいは先生方を目指す学生さんにとっても、しっかり学んでいただきたい部分ですので、そういったことを取り込んでいきたいと考えております。

 

 (時事通信)

 この11回あります講座は、全部ICTでやるっていう訳でもないんですかね?どういう理解をすれば?

 

 (教育長)

 そういう形ではございません。基本的には座学でやるのと、実地でやっていただく部分ともあろうかと思います。ただ、第13期の後半もそうだったんですが、なかなか座学で集まってやるのが厳しくなってくると、少しオンラインのような形で講座をさせていただくこともあろうと思います。その辺をしっかりと――コロナウイルスの感染状況を見据えながら対応をさせていただくことになろうと思います。

 

 (時事通信)

 分かりました。では、ICT教育も踏まえた講座をやっていくっていう。

 

 (教育長)

 そうです。教師塾自体をICTでやるという意味ではございません。

 

 (時事通信)

 あと、教師塾に来られる方は、全国から来られる?

 

 (教職員課長)

 対象は全国から来られるというふうにしておりますが、例年の実績を見ますとやっぱり県内中心ということになっております。

 

 (時事通信)

 まあ、その辺りは感染症対策を講じてやられると。はい。ありがとうございました。

 

 (時事通信)

 たびたび失礼します。県内の市町の方で修学旅行を中止するというところが出てきておりまして、これに関する対応っていうんですかね、市町の方でも判断したことなので、仕方のないことかもしれないのですが、どういうふうに対応していこうとお考えでしょうか。県立の高校とかもどういうふうにお考えなのかお伺いします。

 

 (教育長)

 まず、修学旅行そのものにつきましては、私としては、児童生徒の貴重な学校生活の一つの大きな節目の場ではありますので、できる限り工夫をしながら実施をしていただきたいという思いでございます。しかしながら、現在の新型コロナウイルス感染症の状況等を見ますとですね、なかなか全ての学校で行くのは厳しいところもあろうと思っています。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校それぞれでですね、今までどういったところにどういう形で行っていたかというのが様々異なります。また、市町によってその辺も異なりますので、やはりそれぞれの市町で保護者の方の声、子どもたちの声をしっかり聞いていただいた上で御判断いただければというふうに考えているところでございまして、既に私も彦根市さんなど中止をされておられる市町があることは承知しておりますが、そこは色々御検討され御判断されたことだというふうに認識しております。ただ、できるだけ子どもたちに様々な形で一緒に学ぶ・活動する機会というのを作っていただければと思っております。例えば県外が厳しいのであれば県内でできないだろうかという形とか、宿泊は厳しいよねという場合だったら少し寂しいですけれども日帰りでできないだろうかと、そういった工夫をまた市町の方でもやっていただけるように声掛けをしていきたいと考えているところでございます。県立学校につきましては今年度まだどこも行っておりませんけれども、今後、コロナウイルスの状況、そしてどこに旅行に行くのか、その行き先の感染状況等も踏まえて判断をしていただければと思っております。

 

 (時事通信)

 ありがとうございました。あともう1点なんですけど、昨日文部科学大臣の方からメッセージを出されまして、県の教育委員会の方でも何かそういう人権の配慮っていうんでしょうか、を含めた、何かメッセージなり対応なり。

 

 (教育長)

 まず、昨日文部科学省が文部科学大臣からのメッセージという形で通知をさせていただきました。今新型コロナウイルス感染症が全国的に広まっているというこの状況を踏まえて、国においてこういった形のメッセージを出された、子どもたちに、そして保護者や地域の皆さんに教職員への呼びかけとして、メッセージが出されたということは、評価すべきものだと考えております。特にこのメッセージの中で私が思いますのは、自分以外の他の人――例えば同級生であるとか、地域の人たちであるとか、他の人を優しく思いやる心、そしてそういった行動が今日本の人たちに求められているということだと感じておりますので、県内の児童生徒、また保護者の皆さんに、こうした「他の人を優しく思いやる気持ちや行動」をとっていただけるよう、県教育委員会としてもしっかりと取り組んでいこうと考えております。なお、今回のメッセージにつきましては県立学校や市町教育委員会に通知をさせていただいておりますが、県として別途メッセージを出すというのは考えてはおりません。ただ、県として新型コロナウイルス感染症への、ある意味人権に関する配慮については、すでに新学期の前であった4月7日と、学校を再開しようとしていた5月18日に通知をさせていただいたところでございます。また学校が再開しました6月以降は、新型コロナウイルスに対する正しい知識の指導でありますとか、人権への配慮を、学校運営に関するガイドラインの中で示させていただき、学校現場で取組をお願いしてきたところでございます。また、教育しがという形で保護者向けの情報誌を出しておりますけども、こちらの7月号の中にもコラムとして、新型コロナウイルスに関わるコラムを掲載させていただいて、こういったものを読んでいただいて、それぞれの保護者の方がしっかりとお考えいただければと思ってます。今後ともやはり、人権が大切にされる学校づくりというのが我々の目指すところでございますので、それをしっかり進めますと共に、学校におきまして感染症に関係のある子どもっていうのが出てくるということは十分予想されますので、そういった際にはしっかりとした配慮なり県教育委員会としての支援をして参りたいと考えております。

 

 (時事通信)

 はい、ありがとうございました。

 

 (NHK)

 具体的には、例えば学校現場でそうした誹謗中傷とかを避ける具体的な、授業の中であるとか道徳とかですね、そういったホームルームを使った中で話をしているような、そういった具体的な取組っていうのは県教委さんの方にも入ってきているんでしょうか。

 

 (教育長)

 それぞれの市町において、特に小中学校ではそういった取組をしていただいている市や町があるというのは、様々な形で訪問なりをさせていただいた中では認識していますけれども、すみません、何市町、何小中学校という数字としては把握しておりませんが、そういったことをやっている学校があるということは承知をしております。

 

 (NHK)

 またそれがやっているところとやっていないところという形で分かれてしまっているというのがもしかしたらあるかもしれないっていうことになれば、一律県教委さんの方でもう一度何か通達であるとか、皆さんに改めて授業の中でそういったことを考える取組を何か発信していくことは、いかがでしょう、今の時点では、今回のことを通じて改めて伝えるっていうことはお考えにあるのでしょうか。

 

 (教育長)

 色んな考え方があると思いますが、人権教育というかこういった課題に対してしっかりと学ぶ場を作っていただくというのは普段からやっていただいていることですので、今日のこの段階で改めてというふうにはあまり考えておりません。ただ、こういった文部科学大臣の通知も出ておりますので、改めてそこは、学校現場も子どもたちにもこういったメッセージ出てるよって伝える中で、しっかりとそのことを伝えていただければ良いと思います。一度やったからもう良いよねっていうことじゃなくて、やはり繰り返しこのことは子どもたちに伝える、また子どもたちを通じて保護者の皆様にも伝えさせていただくということが大切だという風に考えております。そのことと、また個別の事案が発生した時の対応っていうのは、少し分けて対応は考えさせていただくつもりでございます。

 

 (びわ湖放送)

 立命館大学学部移転発表があった。滋賀県から大学生が出ることになる。学生が減るだけではなくまちづくりに影響あると思うがいかがでしょうか。

 

 (教育長)

 教育長は大学を直接担当していないが、県内の高校生も多く立命館大学で学んでいることから、滋賀で子どもたちが学ぶ場を作ることと、学ぶ場が地域に発信していく、または地域と一緒に取り組んでいただくことが必要ですので、できるだけ多くの、学びの場が滋賀にあることは望ましいと思います。大学と一緒にできることはどのようなことがあるか話しながら取り組むのが必要と考えている。大学の経営へのコメントは差し控えます。

また、学生が減ると地域経済への影響があるので、県全体としてしっかりと考えるべき課題と思います。

 

 (毎日新聞)

 コロナウイルスに関する差別について、学校現場で差別やいじめが起きているか確認しているのでしょうか。

 

 (教育長)

 既に感染者が発生した学校については、その後の状況を確認しているが、そのような事案はないと聞いています。

 

 (毎日新聞)

 当事者の声をくみ取るアンケートを実施しているのか。またはこれからしないのでしょうか。

 

 (教育長)

 感染者がそんなにいないので、その学校の状況を把握することになると思います。幅広いアンケートをすることは考えていません。

 

 (毎日新聞)

 他府県で、コロナという言葉を使った子ども同士の言い争いの場面を指導した教師がいたようだが、滋賀県で指導したことはありますでしょうか。

 

 (教育長)

 そのような事案や報告は受けていません。

 

 (朝日新聞)

 県立大学でクラスターが発生し、大学全体に対してアルバイトをやめてほしいなどの波及があるようである。長浜では新人の教員の感染があったが、悪い方の影響はあったのでしょうか。

 

 (教育長)

 長浜の事案は、よく把握しており、今は通常どおり学校で働いており、問題は聞いていません。それ以外にそういった内容は聞いていません。

 

 (朝日新聞)

 感染した本人以外への波及はないということでしょうか。

 

 (教育長)

 聞いていません。

 

 (朝日新聞)

 修学旅行は、彦根市以外、中止したところはあるのでしょうか。

 

 (幼小中教育課長)

 近江八幡市の小中学校、日野町の中学校は宿泊をやめ日帰りの活動に変える方向。

 彦根市も校外学習等で1日で体験学習できないか検討していると聞いています。

 

 (朝日新聞)

 Go Toトラベルを修学旅行に活用する話は県内であるのか。

 

 (教育長)

 Go Toトラベルは修学旅行でも活用できると聞いており、実際に行かれる場合は旅行社を通じてその手続きをされていると思っています。経費の負担が減ったところで、感染症対策につながる、交通機関の利用の工夫、宿泊施設の利用の工夫にあてることも可能と考えるが、学校と旅行会社で話されることで全てを把握してはいません。

 

 (朝日新聞)

 県教委が活用を呼び掛けているか。性格の良しあしは別として保護者や学校運営にはいいと思われる。

 

 (教育長)

 修学旅行に行かれるときはそうだが、私どもが呼びかけるとか推奨するものかどうかと。

 

 (朝日新聞)

 県内全ての学校はそのことを承知しているのでしょうか。「そうだったのか」ということがないか。

ところで、新型コロナウイルス対策で休校したが振り返りはしたのでしょうか。

 

 (教育総務課)

 最終的な振り返りを県全体で取りまとめの最中。

 

 (朝日新聞)

 出る目安は。

 

 (教育総務課)

 知事部局にきいてほしい。

 

 (朝日新聞)

 教育委員会としてはまとまっているのか。

 

 (教育総務課)

 知事部局には提出しています。

 

 (読売新聞)

 6月補正予算で新型コロナウイルス対策の先生方、講師の方、補習・補講の先生方、感染症対応のサポーターなど人員配置の予算がついたが、配置状況は。何市町に何人どういう種類のサポーターが配置されたのでしょうか。

 

 (教育長)

 小6中3のための教員加配、夏休み短縮のための非常勤講師、補習等をするための先生方、様々な学校活動をサポートするスクールサポートスタッフなどがあります。

 

 (教職員課長)

 補正で雇用が始まるのが8月からで、今一月目であり、県内の全体の状況を、この一月経過後の時点で報告してもらい取りまとめようと考えている。今持ち合わせている情報は正確ではない。順次雇用は進んでいる認識している。もう少しお待ちいただきたい。

 

 (読売新聞)

 分かった段階でお願いします。

お問い合わせ
教育委員会事務局 教・教育総務課
電話番号:077-528-4512
FAX番号:077-528-4950
メールアドレス:ma0002@pref.shiga.lg.jp
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