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夏休みに向けた教育長から保護者の皆様へのメッセージ(令和8年7月)

学校ではもうすぐ夏休みが始まります。子どもたちは家庭で過ごすことが多くなる時期でもあります。まずは保護者の皆様へのメッセージをお伝えさせていただきます。日々、お子様と真摯(しんし)に向き合い、親としての思いや愛情を持って接し、子どもたちの自立心や社会性を高める大切な役割を担っていただいている保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。保護者の皆様による家庭教育の基盤のうえに、子どもたちの学校生活があるのだと、改めて感じる次第です。

先日、湖南市の野洲川で本県の高校生2名が、命を落とすという大変痛ましい事故がございました。まずは、ご家族の方にお悔やみを申し上げるとともに、亡くなられた2名の高校生の方のご冥福をお祈り申し上げます。こういった事故は、一瞬にして楽しかった日常を奪い、ご家族をはじめ関係者を深い悲しみに陥れます。2度と悲しい思いや後悔をすることがないよう、夏休みは家庭、地域、学校で子どもたちの見守り、ご指導をお願いいたします。

夏季は水辺で遊ぶ機会があります。楽しい場所には、危険があることも十分に理解していただく必要があります。河川では、集中豪雨での増水だけではなく、下流では晴天でも山間部での荒天により、急激な増水がおこります。天候回復後は、水面が日常に戻っているように見えていても、流れが速くなっていたり、川底が削られ深くなっていたりします。えぐれた岸辺部分、枝や流木のたまっている箇所はいずれも深みになっています。保護者の皆様におかれましては、体が成長し体力的にも充実した子どもであっても、油断せずに「どこに遊びに行くのか」を把握していただき、安全に注意していただくようなお声かけが必要です。海、湖沼、水路などの水辺には、それぞれ危険があります。それらの知識をしっかり子どもに伝えていくことも大切です。

お子様がご家庭で過ごす時間が長くなる夏休みには、水辺に限らず、身近なところに様々な危険が潜んでいます。自転車ヘルメットの着用等で重傷事故の防止、ライフジャケットの着用等で水難事故の防止、日傘や水分補給を確実に行うことで熱中症予防を行うなど、何よりも子どもが、自ら命を守る行動がとれるよう、それぞれのご家庭でも「身の回りの危険予防」について今一度しっかり話し合っていただきたいと思っています。
 

この夏休みを、お子様の健やかな成長と自立心を育む大切な機会として捉え、規則正しい生活習慣づくり、家庭での対話の時間を大切にしていただければと思います。県では、「しっかり朝食・ぐっすり睡眠・てきどな運動!」をキャッチコピーとしてポスターを作成し配布いたしました。これらの基本的生活習慣が確立できるよう「近江米すくすくチャレンジ」と銘打ってチャレンジシートも作成いたしました。ぜひ御家庭で御活用ください。7月21日(火曜日)には、大津駅前にて、これらの取組の関係課が共同して街頭啓発をさせていただく予定です。また、滋賀県学習情報提供システム「におねっと」のHPには、「早寝・早起き・朝ごはん」の取組等、「2026夏休み特設ページ」を設けますので、ぜひお役立ていただければと思います。

また、熱中症が心配される猛暑においては家の中で軽く体を動かすことが重要と考えられます。「2026夏休み特設ページ」には今年度新たに年間通じて実施を呼びかけている「びわこ一周100日チャレンジカード」などの活用や昨年度に引き続き「毎日ちょこっと運動カード」の呼びかけなども掲載しておりますので、楽しみながら活用いただければと思います。

夏休み明けに、すべての子どもたちが笑顔で元気に学校へ登校できるよう、共に支え、見守ってまいりましょう。

昨年度のキャンペーン