滋賀県立小児保健医療センターは、昭和63年の開設以来、難治慢性疾患患者の治療・ケア・保健を中心とした高度専門医療を提供してきましたが、この間、医療技術が急速に進歩する一方で、重症患児や発達障害児の増加など、開設当初の医療機能では対応が困難な問題が生じてきました。
このため、小児保健医療センターの現状と課題を分析し、当センターが果たすべき役割や病院機能について検討を行い、平成27年度には、これまでの検討を踏まえ、病院機能再構築の基本的な方向性となる基本構想を策定しました。
平成28年度より、この基本構想をさらに具体化し、詳細な内容を整理した基本計画の検討を行い、平成29年度に基本計画を策定しました。
院内若手職員を中心としたワーキンググループによる先進地視察、今後必要な医療機能等の検討
全国および滋賀県における小児疾患の動向、患者の県内・県外への流入・流出状況把握等基礎調査の実施
有識者・医療関係者による「小児保健医療センター機能再構築検討部会」からの意見等を踏まえ、機能再構築の方向性となる基本構想を策定
平成28年1月28日(木曜日)に第1回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成28年2月8日(月曜日)に第2回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成28年9月2日(金曜日)に第1回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成29年2月1日(水曜日)に第2回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成29年2月9日(木曜日)、17日(金曜日)に小児保健医療センター基本計画の検討状況について、第2回検討部会の資料1、資料2を基に、患者様ならびにその保護者説明会を開催しました。
平成29年10月10日(火曜日)に第1回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成29年11月15日(水曜日)に第2回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成29年11月29日(水曜日)、30日(木曜日)に小児保健医療センター基本計画の検討状況について、第1回、第2回検討部会の資料を基に、患者様ならびにその保護者説明会を開催しました。
平成30年1月30日(火曜日)に第3回小児保健医療センター機能再構築検討部会を開催しました。
平成30年2月5日(月曜日)に小児保健医療センター基本計画(案)について、第3回検討部会の資料を基に、患者様ならびにその保護者説明会を開催しました。
平成30年12月14日(金曜日)の11月県議会定例会議 厚生・産業常任委員会にて、小児保健医療センター機能再構築の状況について報告しました。
併せて、療育部の通所児の定員について、現在の実態と今後支援が必要となる児童数の見込みを考慮して見直しを進めることとしており、利用児童数が近年概ね30名で推移していることから、今後も同数程度の利用に対応する児童定員とするため、来年度から現在の定員70名を30名に見直しを行うことを報告しました。
令和元年11月25日(月曜日)に、小児保健医療センター、療育部、守山養護学校の基本設計方針(案)について説明会を開催しました。
14時から開催した1回目の説明会には14名が、18時から開催した2回目の説明会には6名が参加されました。
参加者からは、感染症対策などの質問がありました。
令和2年12月14日(月曜日)の11月県議会定例会議 厚生・産業常任委員会にて、基本設計の概要および今後のスケジュール変更について報告しました。