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小児保健医療センター再整備事業の見直しについて

令和6年度 2月県議会定例会議 厚生・産業・企業常任委員会での報告

小児保健医療センター再整備事業については、施設の狭隘化・老朽化などの課題への対応と診療機能の充実を図るため、平成29年度に基本計画を策定し、事業を進めてきました。

令和3年度に施設整備計画の見直しを行い、小児保健医療センター再整備のスケジュールを4年延長し令和11年1月の運用開始を目指していたところです。

また、施設内容を再検討した結果、医療サービスを途切れさせることなく改修工事を進めていくためには、一連の改修における工事順序や工事間隔の確実な調整が必要であることや、従来の計画における外来診療スペースに障害者歯科新設に必要な諸室を追加することに加えて、患者・家族等からの入院環境に関する要望などへの対応を踏まえて、外来や病棟の配置、患者動線への影響などを考慮した施設整備計画全体の見直しが必要であるため、小児病棟の移転を令和9年度中に、小児新棟の整備を令和13年度中に再度延長することとしました。

小児病棟の移転は見直し前は令和8年1月に移転を予定していましたが、ICU・HCU病棟の改修、手術室の増室が令和8年度中までかかり、小児病棟の移転に向けた一般病棟の改修などは令和9年度中までかかるため、令和9年度中に病棟を移転するよう延期します。
また、小児新棟の整備は見直し前は令和11年1月移転を予定していましたが、施設内容の再検討や基本計画の策定が令和8年度まで、基本設計や実施設計が令和10年度まで、建設工事が令和13年度中までかかるため、令和13年度中に新棟を開棟するよう延期します。

令和3年度 11月県議会定例会議 厚生・産業常任委員会での報告

令和3年12月15日(水曜日)の11月県議会定例会議 厚生・産業常任委員会にて、「滋賀県立病院第五次中期計画」の骨子案について報告し、その中で小児保健医療センター再整備事業の計画見直しについても報告しました。

患者動向など小児保健医療センターを取り巻く状況に変化が生じていること、また、この事業は、将来の医療提供体制や病院経営に大きく関わる事業であることから、子どもから大人まで切れ目なく医療を提供できる体制を整えるために、令和4年度~令和5年度の2年間で、令和7年1月に予定している総合病院との統合に向けた検討と併せて、施設整備計画の見直しを行い、小児保健医療センター再整備のスケジュールを4年延長することとしました。

令和7年1月の病院統合と合わせて新施設の運用を開始する予定でしたが、全体のスケジュールを4年延長します。令和4年度から2年間かけて施設整備計画を見直し、令和6~7年度に設計変更、令和8年度から建設工事を行い、令和11年1月からの新施設の運用開始を目指します。

なお、滋賀県立病院第五次中期計画については、以下のページにて策定状況を随時お知らせいたします。

http://www.pref.shiga.lg.jp/byouin/keiei/322674.html

(参考)令和2年度までの取組等

平成24年度~令和2年度の取組や議会への報告内容については、以下のページをご覧ください。

http://www.pref.shiga.lg.jp/byouin/saikoutiku/323079.html

お問い合わせ
滋賀県病院事業庁経営管理課 
電話番号:077-582-5852
FAX番号:077-582-5697
メールアドレス:[email protected]
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