小児保健医療センター再整備事業については、施設の狭隘化・老朽化などの課題への対応と診療機能の充実を図るため、平成29年度に基本計画を策定し、事業を進めてきました。
令和3年度に施設整備計画の見直しを行い、小児保健医療センター再整備のスケジュールを4年延長し令和11年1月の運用開始を目指していたところです。
また、施設内容を再検討した結果、医療サービスを途切れさせることなく改修工事を進めていくためには、一連の改修における工事順序や工事間隔の確実な調整が必要であることや、従来の計画における外来診療スペースに障害者歯科新設に必要な諸室を追加することに加えて、患者・家族等からの入院環境に関する要望などへの対応を踏まえて、外来や病棟の配置、患者動線への影響などを考慮した施設整備計画全体の見直しが必要であるため、小児病棟の移転を令和9年度中に、小児新棟の整備を令和13年度中に再度延長することとしました。
令和3年12月15日(水曜日)の11月県議会定例会議 厚生・産業常任委員会にて、「滋賀県立病院第五次中期計画」の骨子案について報告し、その中で小児保健医療センター再整備事業の計画見直しについても報告しました。
患者動向など小児保健医療センターを取り巻く状況に変化が生じていること、また、この事業は、将来の医療提供体制や病院経営に大きく関わる事業であることから、子どもから大人まで切れ目なく医療を提供できる体制を整えるために、令和4年度~令和5年度の2年間で、令和7年1月に予定している総合病院との統合に向けた検討と併せて、施設整備計画の見直しを行い、小児保健医療センター再整備のスケジュールを4年延長することとしました。
なお、滋賀県立病院第五次中期計画については、以下のページにて策定状況を随時お知らせいたします。
平成24年度~令和2年度の取組や議会への報告内容については、以下のページをご覧ください。