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ご挨拶

このたび滋賀県病院事業庁長に就任しました。

県民の皆さんの命を守り健康づくりを支える、その職責の重さを痛感し、本県医療の発展に全力で取り組んでまいります。

私たち病院事業庁では、令和4年3月に、令和4年度から令和7年度までの4年間を計画期間とする第五次滋賀県立病院中期計画を策定しました。

この中期計画では「命と健康を守り、県民に信頼される病院」を理念に掲げています。

「人生100年時代」と言われる長寿時代の中で、県民の皆さんの生涯を通じた「からだとこころの健康」を維持し、「健康しが」を実現していくために、県立3病院は、大きな一翼を担っていかなければならないと思っています。医療を取り巻く環境や医療ニーズが時々刻々と変化する中で、私たちは、その変化に敏感に反応し、私たち自身が進化していくことで、常に、県民の皆さんが望む質の高い医療を提供し、県民の命と健康を守っていくこと、これこそが県立病院の使命ではないかと考えています。その使命をしっかりと果たすことで、県民の皆さんから信頼される病院であり続ける、このような思いを込めました。

また、この理念を実現していくために、医療、人材、経営の3つの側面から、「高度で安全な医療を提供する」、「患者に寄り添う心と、仕事への誇りを持ち続ける」、「持続可能な経営基盤を確立する」この3つを基本方針としました。この基本方針のもと、医療機能の充実を図るとともに、県立病院の医療を担う人材の確保・育成や経営の健全化の取組を進めてまいります。

今後とも県民の皆さんから最も信頼される病院として、患者さんとご家族の思いに寄り添った患者さん本位の医療を提供してまいります。

どうぞご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

滋賀県病院事業管理者
病院事業庁長 正木隆義