平成29年(2017年) 5月12日 滋賀県病害虫防除所
茶園において、チャノコカクモンハマキの越冬世代成虫の発生量が平年よりかなり多くなっています(図)。今後、幼虫による食害や巻葉の増加が予想されることから、一番茶摘採後に薬剤防除を実施してください。
本年の越冬世代成虫の発生時期は平年並で、発ガ最盛日は5月第2~3半旬(5月6日~15日)です。このため、第1世代幼虫の防除適期は、発ガ最盛日から7~10日後の5月13日~25日頃と予想されます。
図 フェロモントラップによるチャノコカクモンハマキ成虫誘殺数の推移(甲賀市水口町)