文字サイズ

平成29年度防除情報第2号斑点米カメムシ類

平成29年(2017年) 7月4日
滋賀県病害虫防除所

斑点米カメムシ類を適期に防除しましょう

6月下旬実施の畦畔上の斑点米カメムシ類すくい取り調査の結果、カスミカメムシ類の発生量は、この5か年で最も多くなりました。

水稲の出穂2~3週間前と出穂期に、畦畔の草刈りを実施し、水田への斑点米カメムシ類の侵入を防ぎましょう。なお、5月10日移植の場合、「みずかがみ」では7月22日頃、「コシヒカリ」では7月27日頃が過去4か年の平均の出穂期となります。

斑点米カメムシ類に対する、出穂期以降の薬剤による防除適期は次のとおりです。

  1. 畦畔や雑草地にカスミカメムシ類(アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ)の発生が多い場合は、乳熟期頃(出穂7~10日後)に防除する。
  2. 出穂期に大型斑点米カメムシ類(ホソハリカメムシ、クモヘリカメムシ、トゲシラホシカメムシ)が確認できるほ場では、糊熟期頃(出穂10~20日後)にも防除する。

斑点米カメムシ類の防除適期を逃さないことに加え、農薬使用における収穫前日数に注意して下さい。

お問い合わせ
滋賀県病害虫防除所 
電話番号:0748-46-4926
FAX番号:0748-46-5559
メールアドレス:[email protected]
Adobe Readerのダウンロードページへ(別ウィンドウ)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。