文字サイズ

平成29年度防除情報第3号斑点米カメムシ類

平成29年(2017年) 8月4日
滋賀県病害虫防除所

斑点米カメムシ類を適期に防除しましょう (水稲 中生・晩生品種)

水稲早生品種ほ場を対象に、7月31日~8月2日に本田のすくい取り調査を実施しました。その結果、現時点で防除が未実施のほ場では、斑点米カメムシ類の50回すくい取り虫数は6.8頭(平年5.0頭)でしたが、防除が実施されていたほ場では、0.4頭(平年0.6頭)と発生量が抑えられていました(表)。

表 水稲早生品種の出穂期における斑点米カメムシ類個体数

これから中生・晩生品種の出穂期を迎えます。適期に防除を実施し、被害を防ぎましょう。

斑点米カメムシ類に対し、出穂期以降の薬剤による防除適期は次のとおりです。

  1. 畦畔や雑草地にカスミカメムシ類(アカスジカスミカメ、アカヒゲホソミドリカスミカメ)の発生が多い場合は、乳熟期頃(出穂7~10日後)に防除する。
  2. 出穂期に大型斑点米カメムシ類(ホソハリカメムシ、クモヘリカメムシ、トゲシラホシカメムシ)が確認できるほ場では、糊熟期頃(出穂10~20日後)にも防除する。

なお、薬剤の収穫前日数には十分に注意しましょう。

お問い合わせ
滋賀県病害虫防除所 
電話番号:0748-46-4926
FAX番号:0748-46-5559
メールアドレス:[email protected]
Adobe Readerのダウンロードページへ(別ウィンドウ)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。