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平成29年度防除情報第5号果樹カメムシ類

平成29年(2017年) 8月22日
滋賀県病害虫防除所

果樹カメムシ類の被害に注意しましょう!

果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ)は、カキやナシ、ブドウの果実を吸汁し、落果や奇形果を生じさせます。

滋賀県農業技術振興センター花・果樹研究部(栗東市荒張)内に設置された予察灯での誘殺数は、8月上旬までは少なく推移してきましたが、8月中旬以降に急増しています。周辺のカキ園においても、飛来成虫や被害果が散見されるようになりました。本害虫は集合性が高く、今後も果実肥大・着色が続くカキ園で大きな被害を受ける可能性があります。

園地をよく見回り、果樹カメムシ類の飛来を認めた場合、防除を実施しましょう。

防除上注意すべき事項

  1. 気温が高く、風の弱い夜に飛来する習性があり、早朝か夕方に防除を行う。
  2. 局地的に飛来し、集中的に加害する傾向にある。山林隣接園や過去に被害を受けた園では特に注意する。
防除情報第5号
お問い合わせ
滋賀県病害虫防除所 
電話番号:0748-46-4926
FAX番号:0748-46-5559
メールアドレス:[email protected]
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