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平成28年度防除情報第12号イネ縞葉枯病

平成29年(2017年) 3月16日
滋賀県病害虫防除所

イネ縞葉枯病の防除について

イネ縞葉枯病は、ヒメトビウンカが媒介するウイルス病です。

昨年、水稲生育期間におけるイネ縞葉枯病の発生は、ほとんど認められませんでした。しかし、水稲収穫後の刈株再生芽(ヒコバエ)では、県内全域で発生が認められ(図1)、発病株率は平年の約10倍でした(図2)。

イネ縞葉枯病ウイルスを保毒したヒメトビウンカは、越冬後に本田に飛来し、イネを吸汁加害してウイルスを感染させます。このため、昨年秋に刈株再生芽でイネ縞葉枯病の発生が目立ったほ場・地域では、ヒメトビウンカに効果のある育苗箱施薬を施用して、イネ縞葉枯病の発生を防ぎましょう。

イネ縞葉枯病が発生した刈株再生芽
図1 イネ縞葉枯病が発生した刈株再生芽
県内40地点における刈株再生芽での縞葉枯病発病株率グラフ
図2 県内40地点における刈株再生芽でのイネ縞葉枯病発病株率
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滋賀県病害虫防除所 
電話番号:0748-46-4926
FAX番号:0748-46-5559
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