ウメ輪紋ウイルス(plum pox virus)は、ウメやモモなどのプラム属の植物に感染し、早期落果などの被害を与えます。我が国では2009年に東京都青梅市で初めて発生が確認され、滋賀県では2010年に長浜市内の観賞用のウメ(青梅市より流通)9本で初めて確認されました。その後の調査において、同ほ場で2011年に4本、2012年に4本確認され、2015年に1本確認されましたが、2016年以降は発生が認められていません。
現在、関東、中部、近畿の6都府県で緊急防除が実施されています。下記リンク先を参照いただき、疑わしい症状が見られる場合は、神戸植物防疫所または滋賀県病害虫防除所へ連絡をお願いします。