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更新日:2026年11月6日

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令和8年11月 初冬の滋賀で進める「事前防災」の備えと、湖北をはじめとする豊かな地域観光の魅力発信

ご来庁の皆さん、職員の皆さん、こんにちは。滋賀県知事の三日月大造です。今月、11月の知事談話をお届けいたします。

米国の総選挙の結果が気になります。友好・姉妹関係にあるミシガン州知事も代わられます。分断ではなく協調と連帯で社会が再構築されることを願っています。

紅葉はいよいよ見頃を迎えますが、暦の上では「暮れの秋」。そろそろ冬支度をする頃となります。11月は「初冬(しょとう)」。楽しみを探したいと思います。

大相撲九州場所の番付表が届きましたので、今週末からの熱戦を楽しみにしております。

夕暮れ時や雨が降ったりしますと、少し物悲しい気持ちになりますが、スープや鍋料理、熱燗が美味しい季節です。私はマフラーが必需品になります。

11月2日、防災庁が設置されました。

滋賀県出身の細野防災担当大臣より、私たち国民に「いざという時のための自助・備えを考え整えること=事前防災への取り組み」への緊急要請が発出されました。

滋賀県としても、関西広域連合の一員として、現状を点検・確認し、大切な命を守るための最大限の取組を、市、町、関係団体等とともに点検し、強化していきます。

先日、10月25日に甲賀市で実施していただきました総合防災訓練で学んだことも、これからの活動に活かしていきます。

また、外国人防災リーダーの任命式にも参加させていただきましたが、リーダーの方の決意のご挨拶に感銘を受け、これからの防災のあり方に光を見出したような気持ちになりました。

ささえあって ともにいきる 健康しがづくりのため、頻発する自然災害に負けない滋賀での暮らしを守るため、協力して、尽力してまいりましょう。

そこで、今月の1冊は、寺田寅彦 著の『天災と国防』です。

"文明が進めば進むほど、天然の暴威による災害が、その劇烈の度を増す"

という事実を直視し、まず「自助」、そして「共助」と「公助」を共に作り、備えていく知恵と力を高めていきましょう。

昨日、11月3日は「文化の日」。滋賀県内各地で様々なイベントが行われました。

「びわ湖の日」でもあります。岸本副知事が参加されたフォーラムでは、滋賀県の琵琶湖を活かしたサイクリング観光の新たな可能性について共有、発信されました。

「観光」というテーマでは、本日より「滋賀デスティネーションキャンペーン 全国宣伝販売促進会議」が開催されます。

全国から400名もの旅行会社など関係業界の皆様が集結されます。

今夜は琵琶湖から打ち上げる花火でおもてなしいたしますし、明日以降、8つのコースでのエクスカーションツアーも催行され、県内市町やお寺・神社、観光施設等で精力的なセールスプロモーション活動が展開されます。

「光を観る観光」で、滋賀県内各地の魅力を再発見し、歴史を含めたストーリー(ナラティブ)で紹介・説明し、私たち県民自身の誇り(シビックプライド)を醸成することに、何より人生を豊かに楽しくすること、まちを元気にすることに繋げていきたいと思います。

滋賀県内各地に、各テーマで素材は豊富にありますが、「湖北(滋賀県北部)」の魅力も大いに発信していきたいと思います。

昨日は、北部振興プロジェクトの一環で、「北の近江 現場訪問シリーズ」で、1日、長浜市余呉地域を視察させていただきました。準備等お世話になった皆様に感謝いたします。

余呉の洞寿院で「般若心経」の写経をさせていただきました。

心静かに一文字ずつ記す時間は、まさに至福のひとときでした。

その後、「高時川源流の森と文化を継承する会」の皆様にご案内いただきながら、高時川の支流、奥川並川流域の山を登り、沢を渡り、小原や奥川並などの集落跡地で人々が暮らした往時のお話を伺うとともに、さらに上流部で、県内最大級、幹回りが9m80cmもあるトチの木の巨木を拝ませていただきました。樹齢800年を超える巨木の存在感は、雄大で圧倒的で、その生命力は神々しいものでありました。

その後は、高時川流域の現状と課題に関する意見交換を行い、令和4年8月の豪雨以降の濁水問題への対応、気候変動等の影響を受ける流域、水源林地域の土砂を含めてどのように保全・再生させていくのか、共に考えました。

続いて、滋賀県立大学、長浜バイオ大学、成安造形大学と、長浜市と滋賀県とで「琵琶湖・淀川源流 余呉の森 保全・活用」に係る連携協力に関する協定の締結式を行いました。

琵琶湖・淀川の源流である水源林の自然環境を、生態系を含めてどのように保全・再生していくのか。自然との関わりの中で紡がれてきた地域の文化を伝承・学習・発信していくこと、丹生ダム事業中止後の地域振興を進めていくことの重要性と可能性を再認識したところです。

琵琶湖・淀川水系の繋がりで、上流と下流の連携強化、まさに「飲水思源(いんすいしげん)」、関西広域連合の枠組みを活かした取り組みも模索していきたいと思います。

彦根市で今年も実施している自動運転バスの公道実証運行は、10月末までに延べ1,800人以上の方にご乗車いただくなど、おかげさまで順調で好評と聞いております。

今年は運行のコースに彦根城のお堀の中も含まれていることや、信号と連動させるシステムを試行していること、車いすでのご利用も可能になったことも喜ばれています。尽力・ご協力いただく皆様に感謝いたします。

進化するAIなどの技術を活用しながら、暮らしや業務を改善することを試行すること、同時に、PHP問題(情報セキュリティ)への対応を含め、サイバーセキュリティを保っていくこと、より重要になってきています。それぞれの感度を高めて、連携を強化していきましょう。

だんだん日が短くなり、見通しも悪くなります。

高齢者の運転含め、交通事故防止に一段の注意を払いましょう。ゆとりと、思いやりを持った行動を心掛けましょう。「右よし、左よし」の指差確認も有効です。滋賀県でやっているのは私だけかもしれませんが。

また、今月11月は、滋賀県庁として「お互いに支え合う職場づくり月間」と定めています。

来年度の施策構築や予算編成など、とかく忙しくなるこの時期、上下・左右、お互いに声を掛け合い、気を配り、助け合う職場・チームづくりをみんなで心掛けていきましょう。

それでは皆様、11月の生活と仕事も、出会いと学びの楽しさを味わいながら、喜んで担い、笑顔で進めていきましょう。

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