滋賀企業立地ガイド

日本列島のほぼ真ん中に位置する滋賀県は、近畿、中部、北陸の3つの経済圏の結節点にあたり、高速道路等の広域交通インフラも発達している、交通利便性に優れた県です。

交通の要衝という地の利を生かし、製造業を中心とした国内屈指の「モノづくり県」として発展を遂げながらも、琵琶湖をはじめとする豊かな自然、豊富な歴史遺産や文化資産も大切に引き継がれています。近江商人の「三方よし」の精神のもと、自然環境や人の暮らしも大切にした生産活動は、令和4年7月の世界農業遺産の認定を受けるなど高い評価を得ています。

こうした優位性から、本県は化学、自動車、電機、電子部品、医薬品等の多様な分野の企業に立地いただいており、開発機能を備えたマザー工場や研究開発拠点も多く、多彩な学部を有する大学の集積を背景に産学連携も盛んに行われています。

本県では、令和10年春、滋賀県初の高等専門学校の開校を予定しており、モノづくり企業や特色ある教育機関の集積、豊かな自然といった滋賀ならではの環境のもと、情報技術をベースに機械・電気・建設などの工学系の学びをかけ併せた学びを提供し、様々な分野で活躍する人材の育成を目指しています。

また、「変わる滋賀続く幸せ」を基本理念とする「滋賀県基本構想」第2期計画の政策の柱の一つである“コロナ禍からの経済回復、経営の強化と次世代の産業の創出”のもと、世界の潮流を踏まえた産業誘致に取り組みたいと考えています。

コロナ禍や原油価格・物価高騰など複雑に変化する社会のなかで、近江商人の「三方よし」の精神など築き上げてきた大切なものを継承しつつ、「人」「社会・経済」「自然」全ての面で充足した本当の意味での『健康しが』をつくってまいりたいと考えています。

変化へ挑戦する滋賀県に、是非お越しください。