更新日:2026年9月7日

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近江八幡市 大正6年の水害

水害履歴

位置図

竹町 大正6年の水害

位置図

水害写真


日野川が決壊し、住民総出で堤防の復旧作業をしている。

提供:万里川平氏


体験者の語り

【母親から聞いた大正6年の水害の話】

大正6年の竹町地先が決壊した話を、母親から聞きました。

「フチノセ」というところに堤防があるんですけれど、大正6年の10月1日に、日野川が大決壊を起こして。そして、何軒かは床上まで土砂が来てしまって。もちろん田んぼも全滅です。ずっと土砂をかぶってしまったんです。

ここに、氏神さんの神社があったんですけど、この神社も土砂に流されてしまって、氏神さんのかげも形もなくなってしもうたんです。

その時のことを、私の母親が話してくれました。母親が、6歳か7歳のときだったそうです。母親は、土砂をかぶってしまった家の娘やったんです。

避難をさせてもらった家があるんですが、そこの家の屋敷は大きいですわ。そこはもともと土地が高いんです。家が立派なんで、ここへ避難させてもろうたと母親が言っていました。

集落に流れてきた土砂は、埋め立てに使うたり、畑にしたり。

宮さんがあったんやけど、皆流されてしもうたで復興が出来ず、失くしてしもうた。今では考えられんことです。

大きな宮さんやってん。太鼓もあったし、渡り太鼓もあったし、狐とかもいた。宮跡というてる。立派な宮も社もあった。

【堤防復旧工事の様子】

決壊した日野川の堤防を、住民総出で復旧しているところ。当時は、地元住民が使役で工事に当たっていた。

【写真提供:万里川 平様】

堤防の上に、丁張り(ちょうはり:ここまで土を盛るという

立体的な目印ー写真の三角の木)を設置し、壊れた堤防を盛っている様子。


当時は重機がないので、線路を敷設し、トロッコで土などを現場まで運んだ。


三角の設備は、盛った土を重しなどで叩いて、固めるためのもの


作業現場に敷設された、トロッコのレール。(画面を斜めに横切る線)


伝承・言い伝え

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