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農業技術振興センター 栽培研究部

水稲育種係

品種登録証
「みずかがみ」の品種登録(平成26年7月)
「みずかがみ」の袋

新しい水稲品種の育成、滋賀県における新しい水稲奨励品種を決定するための調査、水稲の遺伝資源の収集と保存を行っています。平成24年度には、極良食味かつ、近年の高温でも玄米が白く濁らない新品種「みずかがみ」を育成しました。「みずかがみ」は、一般財団法人日本穀物検定協会が実施する米の食味ランキングにおいて3年連続最高ランクの「特A」(平成27~29年産)に評価され、実需者からの評価も高まっています。現在は、「みずかがみ」と同等以上に美味しく、気象の変動に強い中生熟期の新品種の育成に力を入れて取り組んでいます。

滋賀県における水稲品種改良の歴史

品種改良には、新しい品種を育成することと、本県に適する品種を選定することが必要となります。このうち品種の選定については開設当初の明治28年から継続して実施しています。
滋賀県における新品種の育成は、品種選定より遅く、大正時代に入ってから本格的に行われるようになりました。

系統選抜ほ場の写真
系統選抜ほ場

新品種ができるまで

一般に、人工交配から新品種が誕生するまで10年以上の歳月を要します。滋賀県では年間に約40組合せの交配を行い、新品種育成を進めています。

水稲の人工交配作業の様子の写真
水稲の人工交配作業の様子

高温登熟性に優れた品種の育成

気象変動に対応した水稲品種を育成するために、高温登熟性検定ハウスにおいて、高温でも米の品質が低下しない系統選抜試験を実施しています。

高温登熟性検定ハウスにおける水稲生育調査の様子の写真
高温登熟性検定ハウスでの水稲生育調査の様子

DNAマーカー選抜育種によるイネいもち病ほ場抵抗性品種の育成

本県で育成した極良食味の水稲品種「秋の詩」はいもち病に弱いことから、連続戻し交配技術とDNAマーカー選抜技術を用いて、いもち病に強い「秋の詩」の育成をすすめています。

DNAマーカー選抜の様子の写真
DNAマーカー選抜の様子

本育種プログラムは愛知県・(独)農研機構および(独)農業生物資源研究所・(独)農研機構がそれぞれ開発した特許技術の使用許諾を受け、実施しています。

突然変異誘発技術を利用した新品種育成

組織培養やイオンビーム照射による突然変異誘発技術を利用し、新品種育成を進めています。
平成19年には、培養変異技術を利用し、「雪姫羽二重糯」を育成しました。

イネ培養細胞からの再分化の様子
イネ培養細胞からの再分化

作物・原種係

水稲、麦類、大豆の他、農業機械、経営評価等に関する研究を行っています。
また、水稲、小麦、大豆の原原種、および原種生産も行っています。

水稲

水稲の良食味・高品質安定生産技術の確立

滋賀県で育成した新品種「みずかがみ」について、収量性と外観品質を確保しつつ、極良食味となる栽培方法を研究しています。

「みずかがみ」栽培試験の写真
「みずかがみ」栽培試験
水稲植付精度調査の写真
水稲植付精度調査
水田センサの写真
水田センサ
食味官能試験の写真
食味官能試験

その他の研究

水稲の除草剤等の安全使用技術試験

麦類、大豆

麦、大豆の生育改善および増収技術の確立

麦類、大豆の多収阻害要因の解明等により、収量・品質の向上対策について研究しています。

麦類の奨励品種決定調査の写真
麦類の奨励品種決定調査
「農林61号」、新品種「びわほなみ」の写真
「農林61号」、新品種「びわほなみ」
大豆の奨励品種決定調査の写真
大豆の奨励品種決定調査
大豆の高速畝立て播種機試験の写真
大豆の高速畝立て播種機試験

農業機械、経営評価

  • 大豆の高速畝立て播種機の実用性調査
  • 水稲の有機栽培のための機械除草体系の評価
  • 野菜を導入した畑輪作体系の確立による生産性向上と経営改善の評価

その他

水稲・麦類の生育状況

野菜係

野菜全般の安定生産技術の開発に取り組んでいます。
平成30年は、少量土壌培地耕における施設果菜類の高品質化技術の開発と水田野菜の栽培技術確立を行っています。

少量土壌培地耕における施設果菜類の高品質化技術の開発

高糖度トマト栽培技術の確立の写真
高糖度トマト栽培技術の確立
滋賀県オリジナル系統イチゴの選抜の写真
滋賀県オリジナル系統イチゴの選抜

水田野菜の栽培技術の確立

水田野菜の品目拡大に向けた栽培技術体系の確立の写真
水田野菜の品目拡大に向けた栽培技術体系の確立
ビークルを用いた中間管理作業の省力・軽労化技術の確立の写真
ビークルを用いた中間管理作業の省力・軽労化技術の確立

リンク

県庁農業関係組織

その他

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