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滋賀ぐらしインタビュー~暮らし・子育て編~

鎗分(やりわけ)ゆかり さん・大阪府→滋賀県高島市(Iターン)
暮らし・子育て編

__移住のきっかけを教えてください

移住する前は大阪府北部の団地に住んでいました。20代と40代で子どもを産みましたが、2人目がとっても元気な男の子で、「飛んだらアカン、走ったらアカン」とよく怒っていました。
ある日、エレベーターで下の階の方に会った際、「防音マットを敷かれていますか?」と聞かれました。ちゃんと敷いていたものの、「すみません、すみません」と謝っていました。そのときに「引っ越そう」と決意しました。
その後、本屋さんで「滋賀本」という本が目に留まり、たまたま開いたページに、すごく綺麗な水が流れ、レンゲの花畑が咲いていたのが高島でした。「私、ここに行きたい!ここに住みたい!」と思ったのがきっかけです。


 


__移住を決めてからの行動は?

高島市役所に「若者定住相談室」ができたよと聞いて相談したところ、色々アドバイスをくださり、本当に親切丁寧に教えてくださいました。駅から歩いて10分もかからない場所にある今のお家を紹介してもらい、すごく満足しています。

__高島で子育てする魅力は?

水が綺麗で、小さな水路にも普通に魚が泳いでいます。大きな公園もたくさんあるので、毎日のように遊びに行っていました。なにより高島には図書館がたくさんあるので、図書館めぐりのようにあちこち行くのが楽しかったです。


 


__移住当時のエピソードを聞かせてください

移住するまでは息子に長い間、笑顔がなかったんです。それでもご近所の方が「こんにちは」「おかえり」と根気よく挨拶してくださり、いつのまにか笑顔になっていました。
また、春には近所の方がボウルいっぱいのイチゴを持ってきて、「できたからどうぞ」じゃなく「たくさんできたから助けて」と言ってイチゴをくださります。高島には「食べ助け」という言葉があるそうです。
すごく手をかけているわけではなく、見守ってくれている感じがすごく温かいなって思います。高島に来てから、心も体も楽になりました。


 


__今のお仕事を始めたきっかけはなんですか?

高齢出産してから腰痛がひどくなり、整体などで施術しても一時的に良くなるだけで、また元に戻ることを繰り返していました。自分で自分の体を治していこうと思ったときに「和みのヨーガ」と出会いました。高島にはこれから起業をめざす女性を応援する「はたらく女性の家」という施設があります。「和みのヨーガ」のインストラクターになって、そこで出店側に立ちたいという思いが目標になり、1年後に出店することができました。


 


__鎗分さんってどんな人?高島ってどんな町?

とても明るくて優しいです。なんだかほっこりします。
高島は春夏秋冬、風光明媚なところです。移住者に対しても受け入れはウエルカムだと思います。


 


__休みの日の過ごし方は?

道の駅や野菜の直売所がたくさんあるので、休日には主人と一緒にドライブがてら巡っています。とにかくお野菜がすごくおいしいです!

__高島への想いを聞かせてください!

春は桜、夏はキラキラした琵琶湖で湖水浴、秋は紅葉やコスモスもすごく綺麗です。でも私が好きなのは、なんといっても冬ですね。雪がいっぱいあるときが本当に美しいです。


 


__移住を考えている方へメッセージをお願いします

高島は「水よし、人よし、風景よし」です!一番はやっぱり人です。いろんな場面でとても助けてくれるので、ほんと子育てしやすいです。