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更新日:2025年6月16日
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2. 湖岸と田んぼと魚の関係の移り変わり

~湖魚が産卵・成育できる水田環境を取り戻そう!~
昭和40年(1965年)頃まで
- 琵琶湖周辺の田んぼは、琵琶湖の水位変動による影響を受けやすく、浸水被害に見舞われたり、田舟による農作業を余儀なくされるなど、農家は大変苦労されていました。
- 一方で、琵琶湖とつながる湖岸の田んぼは、エサとなるプランクトンが豊富で水があたたかいことから、湖魚の産卵・成育に格好の場所となっていました。
写真提供:滋賀県立琵琶湖博物館
昭和29年(1954年)奥村和夫氏撮影
昭和40年(1965年)以降
- 生産性の向上や農業経営の改善のため、ほ場整備が進められました。
- その結果、農地の大区画化や乾田化が図られ、大型農業機械が使えるようになるなど、農作業が効率的に行えるようになりました。
- 一方で、乾田化のために水路を深くしたことから、湖魚が田んぼに遡上しにくい環境となりました。
整備された水田と排水路
ほ場整備によってできた水田と排水路の段差
今、そしてこれから・・・
- 農業生産性を維持しながら、湖魚が田んぼへ遡上できるように、排水路に魚道を設置しました。
- 堰上式魚道を排水路に設置すると、排水路の水位を階段状に田んぼの高さまで上げることができます。
- こうすることで、琵琶湖から遡上してきた湖魚が、田んぼに入ることができます。
- そのほか、田んぼ一筆ごとに魚道をとりつける「一筆型魚道」を設置している地域もあります。
排水路に設置された堰上式魚道
排水路に設置された一筆型魚道
魚道を設置することにより、水田と排水路との落差を解消します。