AI基礎研修・活用アイデア創出ワークショップを開催

ChatGPTなどの生成AIの登場によりデジタル技術の活用が一層求められている中、県では、業務上の課題解決を進めるため、県職員を対象にAI基礎研修およびデジタルツール活用のアイデア創出を行うワークショップを実施します。

AI基礎研修では、生成AIを含むAIの基礎知識、仕組み、活用事例等を学習します。

アイデア創出ワークショップでは、業務上の課題を起点として、解決すべき問題を定義し、デジタルツールを活用した解決策を模索します。

また、研修後は、ワークショップで得られたAI活用に関するアイデアの中から取組効果が高いテーマを選定し、業務にAIを導入する実証実験に取り組む予定です。

8月：AI基礎研修・ワークショップ開催（22日、23日）

9月：ワークショップで得られたアイデアを具体化

10月：取組テーマを選定

11月以降：AI導入・実証実験開始

県では、令和4年度からRPA・ノーコードツールなどのデジタルツールの活用促進に取り組み、令和5年度はAIの利活用・導入を加えたデジタルツール全庁展開による業務改革を推進しています。
最近では、ChatGPTなどの生成AIの登場により、デジタル技術の活用が一層求められており、業務における効果的な利用につなげていくことを目的として、令和5年7月31日に生成AIの活用方針を策定しました。
令和5年度はAIモデル自動構築ツール（AutoMLツール）を導入し、業務上の課題解決にAIを活用する実証実験に取り組みます。AIモデル自動構築ツールの導入に先立ち、8月末まで県庁内でAI活用テーマを募集しています。
今回の研修は、基礎研修でAIモデル自動構築ツールに関する知識をインプットした上で、ワークショップに臨み、ワークショップで出された有効なアイデアや募集したAI活用テーマをもとにAIモデル自動構築ツールでAIを構築し、業務に導入する予定です。