令和2年度~令和4年度:湖北農業農村振興事務所
令和5年度:湖東農業農村振興事務所
令和6年度~現在:農政水産部農村振興課
私は、大学では化学生態学の研究室に所属し、植物間、動植物間のコミュニケーションについて学んでいました。研究室の学びが主でしたので現在の現場での仕事を始める際には知らないことばかりでしたが、大学で学んだ知識を活かせる場もあり嬉しく感じています。
滋賀県庁を選んだきっかけは、大学の講義の中で滋賀県の環境こだわり農産物の取組について学び、滋賀県ならではの琵琶湖に配慮した環境意識の高い特色ある農業に強い関心を抱いたことです。また、滋賀県は面積が比較的コンパクトであり、異動があっても転居が不要な点も選んだ決め手です。
現在は、農村地域の活性化を目指して、「関係人口(地域に住んでいないが、地域と継続的かつ多様に関わる人々)」や「移住者・二地域居住者」の増加に繋がるような都市地域と農村地域の交流推進や体験プログラムの造成をしています。農業職がもつ現場や農業の知識も存分に活かしながら仕事をすることが出来ていますし、農村の課題や解決に向けた手段を知ることは今後の仕事の糧になる大きな学びになっていると感じています。
農業職は、食の根幹にある農業に携わることができ、普及指導、試験研究、農業行政の3つの部門から多様な角度で農業者の方の支援ができる点が、おもしろさだと思います。私が経験した普及指導の仕事では農業者の方と直接接するため、農業の現場と実情を知ることができ、また、自身の仕事の結果が見えやすくとてもやりがいを感じました。それぞれの現場に合わせて柔軟に仕事を進めていくことができるという楽しさもあります。
私は仕事をする上で、慣例にとらわれず、課題を考え業務内容を見直し、よりよい仕事となるよう取り組むことを意識しています。また、現場に積極的に足を運び、農業者の方をはじめとする地域の方の御意見に対して真摯に耳を傾けることも大切にしています。農業に関わる行政の仕事、試験研究の仕事なども含めて幅広く経験し、農業者の方に信頼される人材になりたいと思います。
※内容は令和6年度時点のものです。
令和2年度~現在:東近江農業農村振興事務所(東近江農業普及指導センター)
前職は、飼料メーカーで営業をしていました。
昆虫学の研究室に所属し、テントウムシの模様についての研究をしていました。部活動は水泳一筋で、競泳・水球に取り組んでいました。特に水球は、「よくやっていたな」と思うぐらいハードな毎日でした。水泳で培った体力が、今の仕事にも活きていると感じています。
滋賀県庁に入庁するきっかけは、地元である滋賀県を離れて暮らす日が長くなるほど、滋賀に帰って滋賀のために働きたいと強く思うようになったことです。大学で学んだ知識や、前職での経験を活かせる仕事は?と考えていたときに、普及指導員の仕事を知り、入庁を決めました。
現在は、果樹の普及指導員として、主に果樹園に足を運び、農業者への栽培技術指導や研修会の開催を行っています。また、新規就農希望者に対し、就農計画作成などを通して、しっかりと農業で生計を立ててもらえるよう支援をしています。
食の根本にある農業に携わることができ、農業や農作物に詳しくなれるところが職種ならではのおもしろさです。また、直接農業者の方と接するため、自分の仕事が農業の現場に活きていると実感しやすく、特に「収量や品質が向上した」と直接お礼を言っていただけると、大きなやりがいを感じます。
私は仕事をする上で、「人との距離感」と「現場目線」を大切にしています。農業者の方とやりとりをすることが多い仕事で、信頼関係の構築は欠かせませんが、人によって心地良い距離感は違います。現場に出て会話することで、それぞれの方の考えや状況をしっかりと把握し、適切な距離感で状況に合った技術指導や提案をすることが大切だと思っています。
今後も、行政や試験研究も経験しながら、普及指導の現場を中心に経験値を高め、農業者の方に「平田がいて良かった」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。勉強することは無限にあります。担当分野だけでなく、農業全体を広く見渡して知識をつけ、滋賀県の農業をより豊かにするために働きたいです。