これからの自主防犯活動の担い手となるヤングボランティアの活動支援や地域の見守りに威力を発揮する防犯カメラの設置促進等、地域の防犯力を高めるための取組に活用します。
滋賀県では、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例のもと、県民総ぐるみによる防犯活動を展開し、安全・安心な滋賀の実現を目指しています。
犯罪発生のピークであった平成14年以降、警察による犯罪抑止活動や取締り活動のほか、防犯ボランティア団体や事業者をはじめとする県民等による自主的な防犯活動など、官民一体となった取組を実施した結果、治安情勢は着実に改善してきました。
しかし、刑法犯認知件数が令和4年に増加に転じて以降、増加傾向が続いており、厳しい情勢となっています。
警察では、これまでから、地域の方々と連携しながら子どもの登下校に合わせた見守り・声掛けを行い犯罪や事故の防止に取り組むとともに、未来の自主防犯活動の担い手となるヤングボランティアへの活動支援や、地域の見守りに威力を発揮する防犯カメラを自治会等に貸出す事業を実施するなど、様々な取組を行ってきました。
警察はもちろん、関係機関・団体、事業者、ボランティア等が連携して地域主体で犯罪や事故の死角をなくし、防犯活動や見守りを継続してただけるよう取組を進めることが必要と考えます。
安全・安心に暮らせる滋賀の実現に向けて、関係機関・団体、事業者など、地域主体で犯罪や事故の防止に取り組むボランティアの裾野を拡げ、未来の自主防犯活動の担い手となるヤングボランティアの活動を支援して、地域の防犯活動の活性化を図るとともに、地域を見守る目として重要な役割を果たす防犯カメラの自治会等への貸出し事業を行い、市町や自治会等による自主的な設置、増設を促進し、地域を見守る力を高め、総合的な防犯力の向上に取り組みます。
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