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下物ビオトープ日記(令和7年度)

下物ビオトープ観察会~池の水だいたい抜く~を開催しました🐠🐞

11月1日

今年も、下物ビオトープ観察会~池の水だいたい抜く~を開催しました!

11月の観察会では、池の水を抜いて、泥の環境改善や来年に産卵のためにやってくる魚たちのために外来魚を駆除する目的で実施しています。

また、観察会で獲れた魚たちは、元気に暮らしてもらうため、琵琶湖につながっている水路に放ちました!

今年の観察会は、募集人数を大幅に超えるお申し込みをいただき、大盛況でした!

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

さて、当日の様子ですが、9月に続いて、フナやコイ、クサガメなど多くの生き物が確認できました!

ただ、アメリカザリガニやウシガエルのオタマジャクシなどまだまだ外来生物が暮らしていました😢

水を抜いたことで外来生物も多く獲れましたが、その分、来年は少なくなっていることを期待します!

学芸員さんから注意事項の説明
いざ池へ!
何が獲れたかな?
なにがいるかな?
クサガメ
今回確認できたクサガメ
放流
琵琶湖に放ちます!

下物ビオトープ観察会みんなで生き物調査を実施しました🐟

9月6日

今年も、「下物ビオトープ観察会みんなで生き物調査」を開催しました!

9月の観察会では、前年にビオトープで暮らしていた生き物からどのような変化が起きているか調査するために実施しています!

ご参加いただいた皆様、暑い中、本当にありがとうございました。

当日は、フナやコイ、ミズカマキリなどいろんな生き物を確認することができました!

来年も開催する予定ですので、興味のある方は是非ご参加ください!

観察会1
どこにいるかな?
観察会2
何が獲れたかな?
観察会3
琵琶湖博物館の学芸員さんから説明を受けています。

池のアゾラを駆除しました🍃

9月2日

9月6日(土)に開催する夏の観察会「下物ビオトープみんなで生き物調査」に向けて、池に大量に増殖している「アゾラ」を駆除しました。

「アゾラ」とは特定外来生物に指定されており、増殖速度がとても速く、一度増殖してしまうと駆除に必要な労力が増えてしまいます。

毎年、この時期になると下物ビオトープでは「アゾラ」が増殖してしまうため、職員による駆除を行っているところです。

駆除する前の池
アゾラを駆除する前の泥んこ池
駆除作業中
職員がたも網を使って、手作業で駆除します。
アゾラとアオウキクサ
←左がアゾラ右がアオウキクサ→

ビオトープ内で刈り取ったヨシを大阪・関西万博で展示しました🌎

8月27日~8月29日

「大阪・関西万博」にて県が主催したイベント「滋賀魅力体験ウィーク~Discover Shiga, Go Lake Biwa~」に当課が出展しました!

ブースでは、円柱水槽の中にビオトープ内で刈り取ったヨシとヨシにゆかりのある魚たちを展示し、ヨシの生態系を再現しました🌾

結果としては、大変ご好評をいただき、無事成功裡に終えることができました。

これからも、ヨシの魅力を精一杯発信していきます!

ブースの様子
ブースの全体像!
円柱水槽に夢中!
円柱水槽に興味津々!

水位観測用のメジャー(改良版)設置とヨシを育苗ポットで育て始めました🌱

4月24日

4月14日に設置した水位測定用のメジャー(ポール)から少し改良したものを設置しました。

具体的な数値を測定することができるため、より高精度で水位を測定することができるようになりました!

また、「大阪・関西万博」の会場内にて県が主催するイベント「滋賀魅力体験ウィーク~Discover Shiga, Go Lake Biwa~」に当課が出展することになりました🌎

出展期間は令和7年8月27日(水)~29日(金)、場所は関西パビリオン多目的エリアです!

ブースでは、ヨシ帯の生態系を再現した水槽を展示する予定で、その水槽に入れるヨシをビオトープで育てることにしました!

地下茎で育つヨシとは異なる生育状況になると思われるため、今後も生育の違いに注目していきます!

泥んこ池
ヨシが綺麗に育ち始めました!
改良版メジャー
木の杭にメジャーを打ち付けて作成しています!
卵
産卵後の卵がありました🥚
育苗ポット作業
池のヨシを育苗ポットに移植し、剪定作業を行っています🌲
育苗ポット
移植後のポットを水に浸かるように置いています。

ビオトープ内の生き物調査と水位観測用のメジャーを設置しました🐟📏

4月14日

今年も春がやってきました🌸

下物ビオトープでは、春になったら産卵のために琵琶湖から様々なお魚たちが訪れます🥚

今年はどんなお魚たちがいるのか琵琶湖博物館の金尾専門学芸員と一緒に調査しました🐟

結果は、水路からはメダカやカダヤシが獲れました。

カダヤシは特定外来生物に指定されていてビオトープ内の生態系を脅かす可能性があり困ります・・・

ビオトープ内の池からは大きなニゴロブナが獲れました。

かなりの大きさに圧倒されました💦

また、今回は琵琶湖とビオトープ内の両地点で水位を測るため、メジャーを設置しました。

これらを設置することで、琵琶湖の水位(B.S.L.)がどのぐらいになったらビオトープ内の水位と同じになるか確認することができ、産卵しにやってくる魚種ごとに水位を調整することができます。

捕獲の様子
琵琶湖とビオトープをつなぐ水路にて
メダカ
メダカがたくさん獲れました!
捕獲の様子
ビオトープ内の池にて
フナ
こんなに大きなニゴロブナがいました!
メジャー
琵琶湖の水位をこれで測ります。
メジャー2
ビオトープ内の水位をこれで測ります。
お問い合わせ
琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課
電話番号:077-528-3463
FAX番号:077-528-4847
メールアドレス:[email protected]