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世界遺産事前評価申請書の提出について

9月5日に、文化庁から、「彦根城」の世界遺産事前評価申請書をユネスコに提出したとの発表がありました。

このことを受けて、滋賀県知事のコメントを添付のとおりお知らせします。

参考:文化庁報道発表(外部サイト)

 

事前評価制度とは

イコモスとの対話を通じて、技術的・専門的助言を受ける制度です。

世界遺産登録をめざす資産について、推薦書の本提出前に、顕著な普遍的価値などについてユネスコの諮問機関であるイコモスより技術的・専門的助言を受ける制度。イコモスとの対話を通じて質の高い推薦を促すことを目的としています。

 

2021年の世界遺産委員会において導入が決定され、2023年より試験的に開始。2027年(令和9年)に推薦する資産より、予め事前評価を受けていることが義務化されます。ユネスコへの申請締め切りは毎年9月15日。翌年の10月1日に事前評価の結果が出されます。その後、その結果を反映させた推薦書素案を作成して、国内推薦をめざします。

順調に審査や審議が進めば、下記のスケジュールにより、2027年の世界遺産委員会での登録が最短の想定となります。

  • 2023年9月 ユネスコに事前評価申請書提出
  • 2024年10月 事前評価結果受理(結果を反映した推薦書素案の作成)
  • 2025年 国内で世界遺産推薦決定(文化審議会世界文化遺産部会/閣議)
  • 2026年 国がユネスコに推薦書を提出/イコモスによる審査
  • 2027年 世界遺産に登録

 

 

お問い合わせ
文化スポーツ部 文化財保護課 彦根城世界遺産登録推進室
電話番号:077-528-4682
FAX番号:077-528-4833
メールアドレス:[email protected]
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