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自閉症スペクトラム(自閉症、アスペルガー障害)・注意欠如多動症などの発達症(発達障害)、不安症、強迫症、うつ病、心身症、選択性かん黙、不登校、PTSDなど、子どものこころの問題・精神疾患の診断・治療を行っています。
こころの診療を必要とする方は、お住まいの地域での「保育・教育」「保健・医療・福祉」のつながりが重要です。日常生活の中で、相談や面談を通して、お子さんの状態の評価や支援を、保護者を含めて長期的に関わっていただけるからです。
○初めて受診する方
受診していただく前に、学校や相談支援機関(発達支援センター、療育センター、子ども家庭相談センター、精神保健福祉センター、保健所等)への相談をお願いしています。
初診は15才未満の方が対象になります。
「精神科(こころの診療科)」に初めて受診される場合、学校もしくは相談支援機関が作製した『情報提供書』を事前に提出していただきます。『情報提供書』に記載する内容は、下に掲示した「情報提供書の内容」を参考にし、学校もしくは相談支援機関に作製するようご依頼ください。また、お子様のご様子をできるだけ詳しくお知らせいただくために、情報提供書と併せて『チェックリスト』の作製もお願いしております。
『チェックリスト』『情報提供書』『こころの診療科を受診される方へ』が全て完成したら、封書の表面に「小児保健医療センターこころの診療科 」宛てと明記していただき、これら全ての文書を併せて郵送してください。
予約専用電話に電話をし、文書をすでに郵送したことを電話に出た担当者に伝えた上で、「こころの診療科の初診」として予約をお願いします。
小学校入学前のお子様はこちら↓
小学校以上のお子様はこちら↓
これまで保護者が直接に当センター受診を希望され、各先生から紹介されるケースがありました。この場合、学校や地域保健福祉関係機関との連携が進みにくいことがありました。こころの診療についての相談が保護者よりあった場合は、まず各地域の学校あるいは相談支援機関(発達支援センター、療育センター、子ども家庭相談センター、精神保健福祉センター、保健所等)への相談をお勧めください。
保護者から当センター受診を目的に書類作成の依頼があった場合、もしくは当センター当科を紹介される場合(保護者同意の上、保護者による初診受付になります)は、特別支援教育コーディネーターと相談の上、個別の教育支援計画の情報提供をお願いします。また、上記の内容を記載した情報提供書を参考に、学校生活の状況についてお知らせください(書式は自由です)。併せて、チェックリストの記載もお願いします。
当センター当科を紹介される場合は、上記の内容を記載した情報提供書の作成をお願いしております(書式は自由です)。併せて、チェックリストの記載もお願いします。
限られた診療時間の中で適切な診断と助言を行う上で重要な資料とさせていただきます。受診後は、保護者の了解を得たうえで、診療結果・アセスメントを報告いたします。教育機関・相談支援機関と連携しながら、医療でできる協力をいたします。
お子さんのより良い支援のために、ご理解とご協力をお願いいたします。
○以前、受診されたことのある方
当院受診最終日から1年以上経過している場合は、新患としてご予約下さい。
また、当院受診最終日から1年以上経過し、年齢が18歳以上になられた患者様は、他の医療機関を受診ください。