<福永教育長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(大杉副知事)
学校主体で考えていただくことも大事である。一方で競技ごとの戦略性もあると思うので、競技団体が育成体制をつくる中で部活動のあり方を主体的に考えていただく必要もあると考える。競技団体の事務局機能は脆弱なので、体制の支援も含めて検討を進めていただきたい。
(福永教育長)
競技団体の関係者とも話をする中で、中学高校の先生方が中心的な事務を担っておられるのが現状であるが、いろいろな団体と意見交換をしながら進めてまいりたい。
(江島副知事)
資料2ページの人づくりについて、県内大学との連携をぜひ進めていただきたい。滋賀県内にはたくさんの大学がある。例えば芸術系なら成安造形大学、スポーツならびわこ成蹊スポーツ大学、立命館大学なども強いクラブをお持ちなので、そういった大学とも連携していただきたい。
(福永教育長)
大学との連携に関しては、先日もびわこ成蹊スポーツ大学の方とも話をしており、12月5日に20周年記念のシンポジウムを実施されるということなので、県の方もそういったところに参加し、様々な方のご意見聞きながら、大学との連携を進めていきたいと考えている。また大学連携については市町とも連携しながら進めてまいりたい。
(知事)
地域のクラブだからといって学校の部活動と差が出ないよう、県内施設も使えるように柔軟な対応をお願いするとともに、大会やコンクールにも出られるように配慮をお願いしたい。
<説明省略>
<質疑・意見等なし>
<山下防災危機管理監>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(福永教育長)
資料2に主な取組が記載されているが、赤字で「独自」とあるのはどういった趣旨か。
(山下防災危機管理監)
この独自というのは、県独自で取り組んだ取り組みを指しており、コロナ対策については全国的に行われた対策と滋賀県だけが独自に提案して行った対策等があるので、それを切り分けるということで独自と表現しているところ。
(福永教育長)
その趣旨でいうと、子育て世帯支援の5つ目にある、すまいるあくしょんの取組はまさに滋賀県独自の取組のように思うが、これには独自の記載がない。どういった整理か。
(山下防災危機管理監)
各部局に確認したうえで記載しているところ。
(大岡健康医療福祉部長)
ご指摘のとおりスマイルアクションはまさに本県独自の取組であるので、修正させていただきたい。
(山下防災危機管理監)
この部分については、修正したうえで常任委員会において説明させていただく。
(江島副知事)
次への教訓のところで、衛生科学センターの充実を進めようとしているが、それはまだ書けないのか。
(大岡健康医療福祉部長)
拡充については公にしているので、もう少し踏み込んだ記載に修正させていただきたい。
(知事)
当時のことを振り返り、いろいろなことを考え学べる資料になりつつあると思う。改めてじっくりと読みたい。
内容については大筋このとおりで、県議会にもきちんと諮っていただければと思う。
最終のとりまとめにあたり、私の振り返りコメントについては改めて4年間のことを思い出しながら書くようにしたい。また、順番的には県庁職員の振り返りから始まる方が良いのではないかと思う。また皆が歴史の証人であり、それぞれ責任を持ってやっているので、実名入りで書くべきと考える。
また教育長や江島副知事にもコロナ禍において、体制整備等の対応にご尽力いただいた。コラムを載せていただいてはどうか。県議会の皆様にとっても異例のことで、会派代表者会議も10数回開催していただき、様々な示唆をいただいた。滋賀県独自の取組だったと思う。
県議会で説明したのちに、最終のとりまとめ・整理のところでこういったものを加えて完成にしてはどうか。
<森本琵琶湖環境部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(大杉副知事)
琵琶湖の周辺に照らしていうと、これまで何ができなくて、どうできるようになるのか。
また、これから進めていく「THE・シガパーク」にどのようにつなげていくのか。
(森本琵琶湖環境部長)
琵琶湖の周辺は国定公園であり、県立自然公園は琵琶湖から離れた山域を指定しているので、実例をお示しできないが、これから新たな取組として協議会を立ち上げて利用につなげていくことができるようになる。シガパークにつなげる視点では、現状は具体的な事例はないが、今回制度を作ることで今後の活用に繋げてまいりたいと考えている。
(大杉副知事)
改正内容の2で条例上の許可が不要となるとあるが、滋賀に関係がある許認可等について、現状どのような規制があり、それが取り払われるのか教えていただきたい。
(森本琵琶湖環境部長)
例えば木の伐採などを行うには許可が必要だが、計画の認定を受ければ、個別に許認可を求める必要がなくなる。
(江島副知事)
都市公園ではPFIなど民間活力を活用しながら自由に活用できる。自然公園法の一部改正によるものではあるが、自然公園でもパークPFIという手法を使ってできるのか。制限がなくなれば県独自のものとなるが、そのあたりはどうか。
(森本琵琶湖環境部長)
積極的に公園活用を進めていく際には、河川法や土地所有者の権利など自然公園制度以外での規制が課題となっており、こちらについては今回の条例改正での解消は難しいと考えている。即座に都市公園法のパークPFIのようにはいかないが、協議会を立ち上げることにより活用につなげてほしい。これまでより一歩進んだ形になると認識している。
(江島副知事)
制度的な制約があるならば国に規制緩和を要望するなど、シガパークが進んでいくよう検討いただきたい。
(森本琵琶湖環境部長)
自然公園としてもシガパークの取組を進められるように努めてまいりたい。
(知事)
県議会への説明はこの案で了解したが、県民政策コメントの実施にあたっては、もう少し県民にわかりやすくしてはどうか。県として今やっていること、これからやろうとしていることを説明した上で改正について説明し、県民の意見を聴くべきである。
琵環部所管以外のところも紹介した上で意見を聴くこととしたい。今回の件で自然公園の存在を初めて知る人もいると思う。首長会議で高島市からも自然公園について議論が必要であることを指摘されている。
<中村警察本部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(知事)
実効性について、呼気検査といった取り締まりのマンパワー等はあるか。
(中村警察本部長)
湖上での取り締まりについては、水上警察隊が対応している。これまでも罰則付きである酒酔いに対応してきた。これまで処罰対象になっていなかった酒気帯びを処罰対象にすることで抑止効果が働くと考えている。
(知事)
現行の規制で、酒酔い乗船での処罰は、どの程度あるのか。
(中村警察本部長)
実際は、ほぼない状況である。
(森本琵琶湖環境部長)
本日琵琶湖の一斉清掃を実施するので共有する。今回は連合とごみゼロネットと連携し、万博500日前の取組としても実施している。水位が低下しているので、安全第一で普段水があるところもごみがあれば集めたい。
(三和土木交通部長)
(1)湖岸駐車場有料社会実験を行ったので報告する。昨日までの3日間で延べ290台の利用があった。(最大駐車している状況でも100台の区画に対して39台)大きなトラブルなく終えられた。今後、利用状況や対応を検証してまいりたい。
(2)昨日水位低下連絡協議会を設置・開催した。影響調査と水を大切にすることを周知していただくようお願いしたところ。
県HPのバナーや部内のSNSでも発信しており、琵琶湖に思いをはせていただくよう情報を伝えたい。
(大杉副知事)
各部長において、担当所属で議論が煮え切らず抱えている大玉に注意を払っていただき、スケジュールを気にしていただくようお願いしたい。
(江島副知事)
今年度も残り少なくなってきた。議会筋から状況を聞かれることがあるが、各部長においてどういうことが課題になっているか報告してもらえると対応しやすい。議会で懸案になっていることなどあれば一報を入れていただきたい。あわせて、課長が抱えていることを部次長が把握しているようにお願いしたい。
(知事)
懸案事項を前広に共有するようにしてほしい。都合の悪いことほど早めに共有するようにお願いしたい。知恵を出し合うことで解決策が見つかることもある。
清掃活動については500日前だけでなく、400日前や300日前も発信してほしい。先日淀川でのごみ拾いに参加し、相当ごみがあることを体感した。河川敷で野球をやっている人たちも参加して、にぎやかにできる可能性も感じた。アプリもあると聞くし、ゴミ拾いで全国大会も開かれている。楽しく取り組む方策を考えていただければ。
水位低下については、影響調査の結果を県議会にも報告できるようにしたい。例年降雪などでここから回復するが、このままではあと1か月で取水制限になる恐れもある。注意深く見つつ、水の大切さや上下流域との連携を促すためにも大きめに発信したい。
水不足も問題であるが、大雪への対策もこれからあわせて必要になってくる。
また、鳥インフルエンザが佐賀と茨城で2件発生している。養鶏業者への防疫措置の徹底を呼び掛けていただきたい。
中国での肺炎の蔓延についても、コロナの教訓を踏まえて健康医療福祉部と防災危機管理局で早めの情報収集をお願いしたい。