<宮田公室次長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(三和土木交通部長)
データの更新や見直し作業は時間が掛かるのかもしれないが、見たいところにすぐに到達できるというような全体構成はもっと早く見直していく必要があるのではないか。
3年も掛かると、最初に検討した内容が古くなり、もう一度見直すというようなことにもなるので、少なくとも「見やすいものにする」ことに関してはできる限り早く更新し、後からコンテンツが追いついていくようなスケジュールでも良いのではないか。
(宮田公室次長)
早められるのものは早めていきたい。今回のリニューアルを進めていく中で、現行のホームページにも改善できるようなものは、随時、落とし込んでいきながら進めていきたい。
そういった点でも全庁の皆さんに今のホームページの精査などご協力をお願いしたい。
(三和土木交通部長)
ホームページの見やすさという点に関しては、すでに様々なノウハウの蓄積があると思う。プロの意見も参考にして、使いやすい環境が一日でも早くできるようお願いしたい。
(大杉副知事)
誰にとっても利用しやすいということでユニバーサルデザインを意識していただくと思うが、県で設計している間だけでなく、業者に渡った後にも、関係者の意見を聞けるように考えていただきたい。
(宮田公室次長)
今後具体のシステム開発などを委託していくが、しっかりと意識しながら進めていきたい。
(江島副知事)
前回のリニューアルを踏まえ時間が掛かるのも理解できるが、できるところからというのは大事。
今回の方針にも記載いただいているが、防災等のその時に必要な情報を届けるという趣旨から、今必要な情報に応じてトップページの構成が変わるような見直しを考えていただきたい。
(宮田公室次長)
トップページはホームページの顔になる部分なので、防災、災害情報はもちろん、今重要な情報であるかどうか、旬な情報であるかどうか、ということを意識しながら、トップページは作りこんでいきたい。
(知事)
今のホームページになったときの混乱は、お金と時間をかけて改悪してしまったという、県民の皆さんのご負託に応えられていない項目の一つ。前回のリニューアルは急ぎすぎてうまくいかなかった事例ではあるが、時間をかけてばかりということだけにならないようにできるところから変えていくという方針、姿勢は必要。
次の新しいホームページは、トップページが随時更新されたり、その時々の重要な情報が上がってきたりするようなところも必要。完成が令和8年度だとすれば、今よりもAIや双方向などが可能になってきていることを想定すると、今からその作り込みをして、一番閲覧されているページ項目が見る人にもわかる、そういうものがダイレクトにそれぞれの部局に繋がるように。詳細はホームページまでとよく言うが、ホームページを見てもどこにあるのか分からない。ということにならないように。
今やる人と令和8年の完成を迎える人が違うと、責任が不明確になってしまうので、緊張感、使命感を持ち続けて実現するということが必要で、その責任は共有するので、頑張ってやりましょう。
(宮田公室次長)
職員一同緊張感を持って進めていきたい。
3年というのは時間が掛かり過ぎではないかと思われることはその通りと改めて認識し、現行のホームページもできるところから順次改善できるように工夫を重ねていきたい。
<東総務部長>
・資料に基づき説明
<質疑・意見等>
(中田会計管理者)
業務見直しの一環ということで打ち出しをされているが、県民サービスに繋がっているところでもあるので、DXによりいつでも申請できるような環境整備を進めてサービスの向上に取り組んでいくということで打ち出していく方が、県民の皆さんの理解も得やすくなるのではないか。
会計管理局で進めている、キャッシュレス化や証紙収入の廃止もそういったことに繋がると思うので、どのような工夫、環境整備が図っていけるかということも情報収集されてはいかがか。
(東総務部長)
窓口時間を短縮していくということは、県民の皆さまにとってはサービスの低下に繋がるのではないかという懸念もある。代わりにいろいろな電子申請の取り組み、事前予約制などの工夫をあわせてお示ししていくことも非常に大事なことだと思っている。
各所属に照会させていただく中で、そうした代替手法、更なる工夫の部分についてもお伺いしたいと考えており、実施する際にはあわせてお示しできるような形にしていきたい。
(福永教育長)
先に9時から17時というのが前に出て、あわせて事前予約制やオンライン導入を検討するというのは、少し順番が違うのではないか。行政サービスの提供の仕方としては、事前予約制やオンライン申請を導入することによって、これだけの利便性を確保できるので、窓口時間の見直しも併せて行いますという順番で打ち出し方の検討をされた方がいいのではないかと思う。
(東総務部長)
打ち出し方というのは非常に重要な点と思うので、それぞれの所属と調整していく中でそうした点も含めて精査し、最終的な打ち出し方をどうするか十分検討していきたい。
(大杉副知事)
他府県の状況はどうか。
これに伴い想定される課題はあるか。
(東総務部長)
市町村の窓口では多くの導入事例がある。そういったところを参考にしながら9時から17時という時間を設定した。
想定される懸念としては、先ほどもあったように、県民サービスの低下に繋がるのではないかということ。
(大杉副知事)
他府県に先駆けて導入されるのであれば、ポジティブなメッセージと一緒にぜひ導入していただきたい。
想定される懸念は、しっかりと対応しておく必要があるので、どういうサービスについてどういうことが想定されるのか、それをどうカバーされるのか、ということをセットで安心材料として提供していければと思う。
(知事)
この経営会議も元々8時半からだったが、8時半からやろうと思うと職員がそれよりも早く出てくることが前提となるため、8時45分からになった。
職員団体から提言や要求の申し入れはなかったのか。
説明責任を果たさないといけないが、サービス低下を恐れず、持続可能性を追求したらいいと思う。当然、オンライン申請などいつでもどこからでも申請可能な環境というのは、手のひら県庁という形で県民の皆さんに約束しているので、いろいろな事務をより改善していきたい。
窓口は広く、公の施設も含めて。
この前も琵琶湖文化館の開館時間の話があったが、準備時間をきちんと取って、その間のもてなしを充実させる方向でいけばいい。試行もやってみて、どういう反応があるのかを確かめた上で本格実施をする。
法令で定まっていることがあるとすれば、基本遵守だが、法律を変えるという提言もあっていいし、条例を変えないといけないというのがあれば条例の改正をやればいい。
したがって、何かが呪縛になってできないということにならないように。
(箕浦議会事務局長)
9月20日から9月定例会が開会される。20日の開会日に本会議場での防災避難訓練を予定している。詳細については改めてご連絡させていただくが、本会議散会後に大規模地震の発生を想定、訓練の対象は県議会議員、知事、説明員、事務局職員としているので、よろしくお願いする。なお、これについては、各会派代表者の皆さんにはご了解をいただいたところであり、明日開催される議会運営委員会で議長から報告をされオープンとなる予定。
(浅見総合企画部長)
来週の9月19日の県政経営会議終了後に、次長級以上の幹部職員を対象としたデジタル人材育成研修を実施する。
ChatGPTを始めとし、急速にデジタル変革が進む中で組織文化の変革を進めるためには、幹部の強いリーダーシップやマネジメントが必要不可欠と考えている。
今回の研修では、最新のデジタル技術の動向や、DXチャレンジャー研修で出された課題など具体的な話もいただけるということなのでぜひご受講いただくようよろしくお願いする。
(大杉副知事)
先週、文化庁の京都移転記念歓迎式典があり知事にもご出席をいただいた。知事と都倉長官との会談がきっかけで、長官がピアノを弾きながらびわ湖ホールの声楽アンサンブルが歌うという場面があった。練習でもびわ湖ホール声楽アンサンブルがリードをしていくような状況だったということで、日本に誇るアンサンブルの価値を示せたかと思う。
(知事)
大杉副知事がおっしゃったことは私も誇りに思った。調整いただいた皆さんに感謝申し上げる。
そこの挨拶でも申し上げたが、文化庁の京都移転はとても良かった。京都だけでなく、関西みんなで盛り上げていきたい。
先週末にミシガン州知事がご来県されるに際し、国際課を中心に各部局それぞれの分野でのご尽力に感謝申し上げる。
初めての滋賀、自然、歴史、文化いろいろなものをぎゅっと濃縮して体感していただき、とても喜んでいらっしゃった。すごく滋賀県に対する印象が良かったみたいで、スピーチのたびに、姉妹協定を結んで55年になること、滋賀県知事とは先月も今月もこうしてコミュニケーションしてるんだということなどを語られて、ミシガン州と滋賀県というのは何か特別な関係なんだと、多くの方にご認識をいただいた。ぜひ、このことを糧にしながら、経済交流、文化交流などに繋げていきたいと思うので、よろしくお願いする。