山間部にある全国各地のダムでも、自動車の転落事故や不法投棄犯罪による油流出などいわゆる水質事故が発生しています。所管ダムではこうした不意の事態に備えるため応急資材の確保に努めてきましたが、職員の非常時対応能力の向上を図るため、2005年より主としてオイルフェンスやオイル吸着材などによる油汚染拡散防止訓練を実施してきました。
訓練は会場となるダムに県下の所管ダム管理担当者が集合し、順に交代しながら対応作業を経験し習得していく実務実践的な方法によっています。
●2005年度姉川ダムで操船訓練、オイルフェンス展開訓練実施(7月25日)