<表面取水について>
4月から9月のかんがい期間には貯水池の表層に温かい水、低層には冷たい水が貯まっています。このため多段ゲートを操作して表面の温水を取水できるようにします。
<洪水放流について>
永源寺ダムは利水専用につくられたダムですので、治水のための空き容量は持っていません。
このため、洪水時には操作規程に従って、なるべく下流に危害が生じないよう慎重な操作を心がけています。
ダムから下流に固定警報局が15局あります。
河川両岸に沿って巡視を行い、河川内の人に危険を知らせて避難させます。
管理支所内にあり、全ての警報局のサイレンやスピーカーはここで操作します。
警報看板は、ダムから下流に約80箇所設置しています。