滋賀県と彦根市は、令和6年の彦根城世界遺産登録に向けて、そのために必要な推薦書原案等を作成し、令和3年(2021年)3月31日、文化庁に提出しました。
推薦書とは、世界遺産としての価値とそれを保護・管理するための計画を説明した文書で、地方自治体が原案を作成し、推薦が決定すると国から推薦書として正式にユネスコへ提出されるものです。
推薦書原案の内容は、文化庁で開催される文化審議会において審議される予定です。
提出した文書は、推薦書と包括的保存管理計画の原案です。
※推薦書原案等の詳細については、審議の対象であることから公開は差し控えさせていただきます。
彦根城の世界遺産としての価値とそれを保護するための仕組みを説明した文書です。
昨年提出した第1稿をもとに、専門家の助言を受けながら検討作業を進め、その成果を反映して第2稿(約270ページ)を作成しました。
彦根城とその周辺環境を保護・保全するための計画を取りまとめたもので、推薦書に必要な添付資料です。
滋賀県と彦根市で原案(約120ページ)を作成し、今回初めて提出することができました。
令和3年度 | ・文化庁の文化審議会世界文化遺産部会において審議。 ・5~6月頃文化審議会のヒアリングを受ける。 ・文化審議会が課題を提示。 ・課題を解決し、推薦書原案等を完成させる。 |
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令和4年度 | 文化庁の文化審議会で国内推薦決定、政府による推薦(目標) |
令和6年度 | 世界遺産登録(目標) |